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中学生と小学生の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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ルールで改善!小学生のスマホ・ゲーム依存

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ほんと、子供って、ゲームやスマホ大好きですよね。細かい操作方法とか教えたつもりは無いのですが、自分でどんどん覚えて行きます。その能力がある意味羨ましいと感じる事もありますが…

しかし、やはり怖いのは依存症です。我が家も、みるみるスマホ・ゲームに費やす時間が長くなくなり、そしてついに学力低下。そして、我が家独自のルールを導入することにしました。

子供が手に入れるきっかけ

長男が年長になる春の話です。

近所のショッピングセンターで1回100円で掴みどりのくじをやりました。するとまさかの当たり! 景品にディズニーチケットやDSがあったのですが、何も考えず1番高そうなWii Uを選びました。こんな年齢でゲームを買い与えるつもりは全くなかったのですが、当たってしまったのなら仕方がありません。

一方スマホは、オットが自分が使っていた1つ前の機種を長男に渡してしまいました(バカ〜。私の心の中の叫び)。オットのスマホを興味深そうに眺めていた長男をみてあげたくなってしまったみたいです。私達の時代とは異なり、こういう機器は使えるようになっておいても損はないかぐらいの軽い気持ちでいました。

当時の使用状況

年長

ゲーム機もスマホも操作もうまくできず、かわいいもんでした。そのうち操作も慣れてきて、時間も長くなってきました。やりたいと言われた時は思う存分やらせていたのですが、満足するとピタッとやめました。1週間集中して遊ぶと、そのあと2週間は見向きもしないという感じです。自分の中に何か区切りのようなものがあるみたいです。

小学1年生

放課後は学童に行きますので、ゲームやスマホは帰宅してから夕食までの間。そして夕食・宿題・お風呂後から就寝までの時間です。

長期休みの時は、在宅勤務を週2日程度行う事にしましたので、その間は静かにゲームやスマホで時間を潰してもらいました。

小学2年生

私が産休・育休に入り自宅にいます。放課後は学童ではなくお友達と遊ぶ事に変わりましたが、1年生と使用状況は変わりません。そして夏休み、ワーママの折角のチャンスですので、私の実家に帰省しました。宿題やたまにのお出かけ以外にもたくさんの時間があります。持参したスマホは手放せなくなっていました。

ちなみに、ゲームはマリオを中心に、1年生の半ばあたりからマインクラフトも加わりました。スマホはYouTubeがメイン(ゲーム無し)です。

使用して3年目に変化が

1年目(年長)

遊び方にメリハリがあったので、あまり問題視はしていませんでした。

2年目(1年生)

平日は学童に行っている。週末もたまにお友達と外で遊ぶ。宿題もちゃんとやっている。テストも80点以上はキープしている。と上手くバランスを取っていましたので空いた時間をゲームに費やしてもOKにしてました。

3年目(2年生)

1学期半ば頃からテストの点数が一気に下降しました。夏休みになって宿題をみてあげると、問題の意味が全く理解出来ていません。答えが正しいかどうか以前の問題です。もしかしたら、授業中の先生の話も理解出来ていない可能性もあります。至急、対策を練る必要性が出てきました。

時間は自分で稼ぎ、管理する

ゲームは一応許可制ではありましたが(と言うより、まだ小さいので「やっていい?」と聞いてくる)、実質、時間無制限でしたが、以下のルールを導入することにしました。

  • 自由にやって良い時間は1日30分
  • 宿題以外に算数or国語のプリント1枚やる毎に30分追加
  • 獲得した時間は直ぐに使っても、積み立てて後日まとめて使っても良い

100だったものをいきなり0にするのはものすごい抵抗に合うだろう思い、30分は無条件でゲームをやって良いことにしました。

仮にプリントをやらなくてもゲーム時間は1日30分のみになり、以前より減ることになります。

プリントをたくさんやれば、1日何時間でもやって良いことになりますが、学習時間も増えるのでそれは良しとしました。

子供の反応

ある日突然開始ですと反発を受ける可能性がありますので、夏休みの間は以下を繰り返し伝えました。

・1学期の成績が良くなかったから2学期はなんとかしたい。

・長男がゲームをやってる間、他のお友達はたくさん本を読んで色んな事を覚えているかもしれない。1日の大半をゲームで過ごすのはもったいない。

・2学期からは新しいルールに従う。

子供は「えー」と言いながらも受け入れましたので一安心です。そして2学期からスタートです。当初、頑なにプリントをやるくらいならゲームを我慢すると言っていましたが、やはりゲームやりたさには徐々にプリント学習に取り組むようになりました。

ルールの効果は?

ゲーム時間の大幅減少

プリント学習1枚はせいぜい30分ですが、長男にとっては宿題とこの30分で精一杯でした。そして毎日やる訳ではありませんでしたので、無条件の時間があるとは言え、以前に比べたら大幅に減りました。

テストの点数アップ

ルール導入から2か月くらいたったあたりです。何と、テストの点数が少しずつですが回復してきました。

時間管理が可能になった

毎日の基本30分とプリント学習で得た30分単位の獲得分。今日使えるのはどのくらいなのか。そして使った後はどのくらい残ったのか。を把握しておく必要があります。また、使うのは10分単位OKとしましたので、50分+30分=80分=1時間20分というような計算も頻繁に出てきます。想定外でしたが、時間の計算の訓練にもなったかなと思います。

スマホ・ゲームは本当に子供に悪影響?

利用3年目(2年生)に出てきた学力低下が、スマホ・ゲームによる影響なのかは、実際のところ、わかりません。勉強が難しくなってついて行けなくなっただけかもしれません。考える力が落ちていたのも確かですが、これも長時間受け身になることが原因なのか、それとも元々の性質だったのかわかりません。

マインクラフトなどのゲームの中には空間認識力が高まるのではないかと思われるようなものも存在してますし、スマホ(YouTubeなど)も使い方を間違えなければ役立ちます。我が家ではこのルールを導入し良い方向に向かっているので、長男にとっては時間のバランスの問題だったのかなと思います。

 

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以上

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