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ピアノ発表会に向けた親の取組み4つ 厳しい練習でも終了後は楽しい!と言ってくれた!男子コーデも

先日、長男が通うピアノ教室の発表会がありました。長男が年長から習い始め、今年で3回目の発表会です。

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本番でミスはしましたが、上手に弾きこなしました

1分間のリハーサルではとても上手に弾けましたので「この調子で何も考えずに弾けば大丈夫」と励まして、本番に臨ませました。長男はとても恥ずかしがり屋ですので自信を持たせるようにしました。そして、本番。こちらもドキドキの瞬間です。スポットライトを浴びたスタインウェイのグランドピアノで、7つのパートからなる演奏時間約4分の長い曲を弾きます。所々の軽いミスと、一か所、このままつまずいてストップしてしまうのではないかと思ったところがありましたが、そこも何とか上手く乗り切り、完奏しました。観ている方もハラハラでしたが、私たち両親は盛大な拍手を送りました。

実力以上の難しい曲をトライさせる

過去には、教材から選んだり先生が用意したものの中から選んだりもしましたが、私が希望したビートルズナンバーを先生が簡単にアレンジして下さったものがとても新鮮で良かった印象がありましたので、今回もまた私が希望を出すことにしました。長男が通うピアノ教室の発表会はほぼ曲が固定されつつあったからです。

そうして選んだ曲が上述の通り7つのパートからなる壮大な曲です。つまりは私が聴きたい曲です。笑

オリジナルは2分50秒ですが、演奏のスピードがかなり早いのと、曲そのものが長男の実力以上のものでしたので迷いましたが、先生も「スピードは遅くても良いので市販の楽譜のままでやってみましょう」と仰ったので覚悟を決めました。ピアノを習っていた私ですら、スラスラ弾くことが出来ないものでしたから…。

去年の発表会では、イヤイヤながらの間違いだらけの練習とは打って変わり本番では見事な演奏を披露した長男。周りから「あの子上手」との声も上がりました。今年ほど難しいものではなかったですが、少々詰め込んでも子供は吸収し伸びることを実感していたことも、この曲に決めた一要因でした。

成功させるためにやった親のサポート

1.早めに練習を開始する

4月のオーディション(級の受験)に向け練習をしていたのですが、その受験が終了後、すぐに発表会の練習を開始しました。今から開始しないと弾きこなすことは出来ないと思ったからです。先生がレッスンで始めるよりも先に自宅練習を開始しました。

2.発表会曲に集中させる

通常は教材と並行して練習をするのですが、両方の練習をする余裕はないだろうと、発表会曲のみの練習にしたい旨先生に伝え、OK頂きました。途中開催されたコンクールにも不参加としました。

3.曲にゆかりのあるところを実際に訪れてみる

長男も知っている曲ではあったのですが、楽譜を見るだけ、曲を聞いてみるだけでも良いのですが、曲を良く理解できた方が本人の意識も変わるだろうし、より深みのある演奏をしてくれるのではないかと期待したため、何か所か足を運びました。遠出をした場所もあり、我が家の家計的には痛かったのですが「曲のここは、この間行った○○を思い出してみて」とアドバイスしましたので、直接的にはうまくならないとしても、演奏するにあたっては何かしらの良い影響はあっただろうと思っています。

4.体調管理

これは何事にも当てはまることですが、夏から秋への季節の変わり目の時期でもありましたので、偏食で夜更かしをしがちな長男には「当日は元気に参加しよう。そのためには栄養バランスの良い食事と睡眠をしっかり取ることが必要だよ。」と言い聞かせ、規則正しい生活を送ることに力を入れました。

本番は自分が楽しみながら弾く

ピアノはやめたくないと言うものの、元々は自分から習いたいと言って始めた習い事ではないため、やらされている感がにじみ出ています。そして、恥ずかしがり屋のため、発表会に進んで出たがるような子供でもありません。現に、昨年は先生に背中を押されながら渋々とステージのピアノまで行きました。子供の発表会とは言え、お客様(観客)がいて、自分の演奏を聴いて頂く訳ですから、聴いて良かったと思われるような演奏をして欲しいと思っています。

そのために「自分が楽しんで弾く」こと、そして本番では緊張はするけど可能な限り「笑顔に近い楽しそうな表情で弾く」ことを長男には伝え続けました。

自信につなげるための成功体験のひとつ

演奏が終わったらすぐ「お疲れさん、良く頑張ったね〜」と労をねぎらいました。そして、そして、長男の口からは「ピアノ楽しい!」と。

半年間に及んだ集中練習は楽しいばかりではありません。私がキツく叱る時もありましたし、練習時間が1時間以上にも及ぶ時も何度もありました。長男にとってはやりたくないと思うことも多々あったと思います。ですが、練習をやり切った事と本番の演奏が満足できるものだった事で「楽しい」と思えたのでしょう。

長男は恥ずかしがり屋が故に、物事に対して積極的なタイプではありません。その背景には、自信がないのがあるのかなと思っているのですが、今回の経験が、長男の自信に繋がるための成功体験になることと確信してます。

おばあちゃんに感謝 

夏休みは私の実家に子供たちを連れて帰省していました。その間も毎日練習をしましたが、きつく叱った時には、見兼ねた私の母がいつも長男の精神面のフォローをしてくれました。

また、義母は、長男の当日用の衣装を買ってくれただけではなく、発表会のために遠方からわざわざ来てくれました。そして、当日は演奏が終わった長男にステージ下で花束を渡してくれました。オットはビデオ撮影に、私は次男の面倒に専念できたので助かりました。終了後は長男が欲しがっていたオモチャまで買ってくれました。

男子小学生の発表会コーデ

男子の服装はほんと、迷います。女子は綺麗なドレスを着ていますが、小学生以下の男子は様々です。様々と言ってもかっちりスーツはひとりもおらず、Tシャツジーンズにスニーカーの子もいれば、フォーマル短パンにシャツといった子もいます。フォーマルにすべきか周りに合わせてカジュアルにすべきか…。ちなみに中学生にもなると制服があるのでそれを着ている子が多いです。

そんな中、義母が衣装を送ってくれました。な、なんと、ラルフローレンのシャツとパンツです! セール品とかアウトレットではなく、現行品を買ってくれたのです。それはもう、私が一番嬉しかったです。笑  フォーマル用の靴とベルトは別途揃えました。普段はシャツはパンツインしないのですが、発表会はフォーマルの場と捉えインすることにしました。我が家は庶民ですが、おぼっちゃまのようになりましたよ!笑

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問題は1歳児の次男

チョロチョロで思い通りにならないと騒ぎ出す次男。この次男をどうするか色々考えたのですが、私もオットも生演奏は絶対に聴きたいですし、遠方から来てくれた義母に見ててもらうことも出来ず、一方で次男も含め家族全員で応援したい気持ちもありで、仕方なく長男の演奏の間のみ、ホールの中に入れる事にしました。そんな事はあって欲しくはないですが仮に騒いだとしても、我が家の長男であれば他人に迷惑をかけることにはならないからです。万一の場合の被害も最小限に抑えるため、座席も1番後ろの端にしておきました。

そして…案の定、騒ぎ出しました。ちょうど眠い時間帯と重なってしまい、少々愚図り気味でした。この4分の長いこと、長いこと。私にとっては30分くらいに感じました。オットは撮影をしたいらしく知らんぷりでしたし、私が泣きそうになっていたところ、赤ちゃんを抱っこしていた他のパパさんが何度も何度も気にかけてくれて、走りだそうとする次男を止めてくれたりしました。本当に感謝です。世の中には優しいパパさんもいるんだなと感心しました(オットよ、見習ってください!)。

そして、とうとう、次男の声がホール中に響きました。涙

長男の話をきくと、一か所大きく間違えてしまったのは、次男の騒ぐ声が耳に入ってしまい集中が途切れたから。とのこと。長男ごめんね。

来年はどうするのか、今から対策を考えておきたいと思います。

やめてしまったお友達の話

我が長男は、詰め込み式の厳しい練習に耐えることができましたが、それは、曲選びも練習も私(親)が深く関わったから成し得たことだと思っています。我が子だけに応対のさじ加減や長男の嬉しいポイントや怒るポイントを良く分かっているからです。

お友達は自分がやりたくて習い始めたのですが、やりたい曲があったにも関わらず、本人が望まない曲を先生が決めてしまったそうです(ちなみに長男の先生とは異なる方です)。先生はその子の成長を考えて選曲したと推測しますが、本人は難しいと感じてしまい練習にも身が入らないので上達もせず先生に怒られてしまうという悪循環を起こし、その結果、やめてしまいました。師弟に本当に信頼関係があるとか本人が高い目標を持っているなら、厳しい練習も可能かもしれませんが、実際にはなかなか難しいのではないかなと感じています。もちろん、子供の性格にもよるので一概にそうは言い切れないかもしれませんが。

 

 

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以上

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