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中学生と小学生の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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第2子を持つことに踏み切った理由…父の死

初めての子供である長男が生まれた後は、喜びと可愛いさと、そして大変さと…色々な経験・思いがありましたが、長男育休中には、漠然とですが年齢差は4歳差くらいで2人目欲しいなあと思っていました。しかし、職場復帰、引越しと続いているうちに長男が年長になっていました。

その間、色んな思いが私の頭の中を駆け巡っていました。親バカ発言も含まれていますが、軽く流して下さい。笑

欲しかったけどためらっていた思い

  • 長男がかわいすぎて、第2子が同様にかわいく思えるか不安
  • 両親遠方+軽度の産後うつでつらい思いをしたので、次が怖い
  • 復帰後の両立が大変(核家族)
  • オットからの精神的サポートが見込めない
  • 家族3人で出来上がった生活リズムを崩したくない
  • 1人を大事に育てるのも悪くない
  • 子供の増加に比例して、教育費の負担が重くのしかかる

やっぱり欲しい思い

  • かわいすぎる長男がお兄ちゃんになる姿を見てみたい
  • 一人っ子なの?と言われると迷う(主に実家で)
  • 兄弟がいた方が長男が楽しいかなと思う
  • 周りに兄弟が生まれるとなぜか焦る
  • また自分の赤ちゃんを抱っこしたいと思う時がある
  • 子育ての期間が終わってほしくない、寂しい

 

この相反する2つの思いが頭の中を錯綜し、ズルズル何年も過ごしてきたのですが、こうやって過ごしてきたということは、ためらいの理由の方が比重が大きかったのだと思います。

私の背中を押したのは父の死

そんな時、実父が救急搬送され、1年の入院を経て亡くなりました。亡父が2人目を気にしていたからその意思を継ごうと思ったとか、そういうことではありません。父の死を受け止めるためには、兄弟の存在が大きかったことに気付いたのです。

何というか、「親の死」という、とてもとても衝撃的な出来事を受け止めなければならない気持ちを、本当に理解し合えたと感じたのが、自分の兄姉でした。実際にはそんなことはないのでしょうけれど、悲しみが兄弟間で分散されたように感じたのです。

残念ながら、我が家の場合、オットは私の心の支えにはなりませんでした。ま、日頃から、肝心な時にこれってどうなの?という言動を取りますから、ある程度想像はできたのですが、父の死に関しては全くと言っていいほど心が通じないと感じました。

こうして、第2子を持たない方に傾向きがちでしたが、何年もの間、迷っていた気持ちに終止符を打つことになりました。長男ひとりに両親(私たち夫婦)の死を受け止めさせるのは精神的な負担が大きすぎる…。

未だに父の死を悲しく思う時があります

父が亡くなったのはもう4年前ですが、未だにお父さんに会いたいなあ、話がしたいなあと思う時があります。ふと、父の死を思い出す時があります。死の直後ほどでは、もちろんありませんが、悲しみなんて時間がたっても癒えません。そんな時に思うのは、「兄姉もきっと同じ思いのはず…兄姉がいてくれて良かった」です。

親の死は誰にでも訪れます

その時期は人によって異なりますが、誰にでも訪れます。今自分が若くて両親も健在だったりすると、こんな事を言われてもピンとこないかもしれませんが、遅かれ早かれ訪れます。「自分」にも、「自分の子供」にも。自分の兄弟をどうするかはコントロール不可ですが、自分の子供の兄弟をどうするかは、自分で決められます。人それぞれ色々な考えや事情を抱えていますので、強要は出来ませんが、もし2人目に迷われている方がいらっしゃるのであれば、この視点を頭の片隅にでも置いてもらえたらなと思います。

 現時点では生んで良かったしかないです

我が家は幸いにも、(順調ではありませんでしたが)2人目を授かることが出来ました。何年も続いたあのためらいはよそに、生まれてみたら大丈夫でした。今のところは。3人目もいけるかも?!と錯覚に陥ったりもします。年齢も年齢ですので、さすがにそれはもう無いですが(笑)。

職場復帰すると、またパンパンになると思いますが、何とかなるかなと思っています。というか、何とかしなければならないですが。

それに、ちゃんと2人目もかわいかったです。家も更に賑やかになって、楽しさも倍増しました。

人の寿命はわかりませんが、単純に考えれば、子供2人とも高齢出産した我が家では、親の死は、子供たちに少し早めにやって来ることになります。そんな状況でも兄弟で悲しみを乗り越えてくれたらいいなと思っています。

おじいちゃん(私の父)に会えなかった次男がおじいちゃんの2度目の命日を、先日迎えましたが、その度に改めて生まれて来てくれてありがとうと思います。

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀