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「中2」と「小1」の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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次男40℃の高熱時にかっこいい女性医師に出会う

土日は基本、仕事はお休みですが、今週末は私の体調が悪く、この土曜日は終日、ベッドでゴロゴロしていました。ボタンを押して干すだけの、家事の中では簡単な洗濯でさえ、やることができませんでした。

そして…夕方になると、次男の体が熱い。何でこう家族の中で体調不良が重なるのか…。

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次男は、先月末も高熱のため、何だかんだ1週間全滅し、その後も風邪っぽい症状のため受診してました(今から2週間前)。

続く高熱が怖くなり休日診療へ

今回は、突如、38.7度の高熱から始まりました。

今年の梅雨は寒くて長くて、太陽にお目にかかれなかったのが良くないのでしょうか。

熱の出始めは比較的元気でしたので、その日はそのまま就寝しました。が、夜中に触れた次男の体が熱すぎたので、解熱剤を飲ませました。

翌日の日曜日は、元気はあるものの、39度台という高熱が続いていました。そして、午後、お昼寝のあたりからまた体が熱くなり測ってみると、40℃超え。

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幼児って、大人では考えられないくらいの高熱出しますよね。

ぐったりしていて心配でしたので、また解熱剤を飲ませました。

しかし、熱は一旦0.5度程度、下がったものの、また上昇してくるのがわかりました。

次、解熱剤を飲めるのは5時間後。それまでに万一41℃になったら、怖い。

夜の9時を過ぎていましたが、休日診療で受診することにしました。

#8000に相談してからの方がよいかな?と迷ったんですけどね。

最終受付時間にギリギリで到着。

我が家以外には、他に患者はいませんでしたので、すぐに診察室に呼ばれました。

高熱で体がアッチッチの次男を抱っこして、イスに座りました。

変わった先生なのか?

まずは先生から、「〇〇です。」と自己紹介がありました。

50代後半くらいの女性の先生です。

髪を後ろで1つに束ね、白衣の下に見えるのは、ハードロックカフェのTシャツ。どこの都市のものか見たかったのですが、見えませんでした。

そして、白のスカートに、フェンディのピンクのサンダル。真っ赤なペディキュア。見た目は、少々派手な感じですが、サバサバした印象を受けました。

そして、診察ベッドの上には、その医師の手荷物(リュック)とコンビニの袋、そして、中国語のテキストが乱雑に置かれていました。

次男が横になるために、それらを慌てて片付けたのですが、コンビニ袋からペットボトルのお茶が、ボトンと床に落ちました。

「あー、あー」という感じで、拾い上げていましたが、この先生、大丈夫かな、あまり細かいことは気にしないタイプの方なんだなと思って見ていました。

先生の診断と対応

ひと通り診察をしていただいたところで、次男が咳をすると、「うーん、重そうな咳だね」といいながら、説明をしてくださいました。

「肺が、肺炎になる一歩手前の音。そして、このウイルスが原因かもしれない(と、紙に名前を書いてくれました)。高熱が出て、タチが悪い。

このあと、大学病院を受診しても良いが、何時間も待たされた挙句、レントゲンを取って同じ薬が処方されるだけだから、ここで薬をもらって様子を見たほうが良い。」

とのことでした。

そして、薬については、お薬辞典のようなものを取り出し、調べ始めました。そして、休日診療所の薬局で取り扱いがあるのか、電話をかけていましたが、残念ながら、取り扱いは無し。

先生からは、「1番飲ませたかった薬は無く申し訳ないが、あるものの中から、最も適したものを処方したから。」と。

そして、

  • 抗生剤については必ず飲んで欲しいので、本来、1日分しか出せないが、2日分出しておく。万一直ぐに吐き出してしまった場合には、飲み直しさせて欲しい。
  • 解熱剤を飲むと、その後、熱が上がりやすくなるから、その代わりに濡れたタオルで体を拭いてほしい。そうすれば、体温が少し下がる。
  • けいれんが起きた場合の座薬も処方するので、実際に起きた場合には、この座薬を入れてから救急車を呼ぶこと(救急の先生はまず最初にこの座薬を入れるから、先に自宅で入れてしまう)。

とのことでした。

診察が終わり、待合室で待機していると、先生が凍ってカチカチの保冷剤2つを持ってきてくれました。

「探したらあったから、脇の下にでも入れてあげて。何か包むものある?  」

「わー、無いかも」と、私たちがカバンやらポケットやらをゴソゴソしていると、また先生が、コンビニ袋を2つ持ってきてくれました。

「これに包めば大丈夫だから。」

私の心の声

このコンビニ袋って、さっき、診察ベッドにあったやつ…。

最初見た時には、コンビニ袋かよ!と一瞬思ったけど、この状況では、それ以外にそうするものは他には無い。

大体、医師がわざわざ待合室まで来てくれることってないよね? 

薬についても、万一飲めなかったことを想定して、ルール外の2日分を処方してくれた。直後に吐いてしまった時に、薬をどうしたらよいのか迷うことって、過去に実際にあった。

その医師の印象が180度変わりました

休日診療という場所が、もともと応急処置のみを施す所ですが、限られた中で、患者に取って最善の方法を取ってくれる医師なんだという印象を持ちました。

今までかかった医師も、当たり前ですが、診察・治療には熱心な方ばかりでしたが、この医師はそれを超えたものを感じました。

第一印象の「変わった先生」から、「カッコいい先生」に私の思いは変わりました。

どちらが良い医師?

1. ルールにきっちり従い、1日分しか処方しない医師(薬がしっかり飲めれば、特に問題無し)。

2. 万一を考え、ルールに反し2日分処方する医師(しっかり薬が飲めれば、規定より1日分多めに処方。しかし、万一、上手に薬が飲めなかった場合にはとてもありがたい)。

ルール違反と言っても、この程度でしたら、医師の裁量に委ねられているのかもしれませんが、世の中的にはどちらの先生の評価が高いのでしょうか。

人生、なかなか、迷いますね…。

ちなみに、休日診療所が指定する薬局の薬剤師は、いつもと違う処方に少々困惑気味でした。「通常でしたら」というフレーズが何度も出ていましたので。笑

ただ、医師が言っていたことを否定するような発言は避けて欲しいですね。どちらに従って良いのか、わからなくなる…。

 

かかりつけ医で使っていたのを真似て購入したこの体温計、やっぱり使いやすいです。

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀