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「中2」と「小1」の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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世代交代と共に自然が減っていく田舎の現実

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やっぱり私の実家は東北なんだな〜と思いました。

天気予報では何も言っていなかったのですが、朝起きたら、一面の銀世界。そして、大粒の雪が舞っています。

子どもたちとオットは、珍しい雪に大はしゃぎ。

去年もこんな記事を書きましたが、実家では今年もやることは同じです。

www.tue.tokyo

あったかい「はんてん」と「おこた」(こたつ)はやめられません。笑

 

 

残念な決定

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雪見障子を開けて、いつものように田園風景を眺めていると、母から衝撃的な話がありました。

「今度、この前に、アパートができるから。」

「……」

とうとうこの時が来てしまいました。

以前から、その懸念はありました。なぜなら、目の前にある田んぼの所有者は、既に他でアパート経営をしている地元の有力な地主ですので、いつかは、こうなるのでは?と思っていました。

この地主は、基本は農業なのですが、高齢になり田んぼを作るのが厳しくなったとのこと。

息子さん夫婦も同居ですが、このお父さんのように強い信念で自分の家の財産(田畑)を守るということはしないようです。

世代が変わると考えもやることも違うので仕方がないですね。

ただ、アパートが実家のすぐ真ん前にできるのだそう。田んぼが何枚もあるにも関わらず、1番実家寄りの田んぼを潰すそうです。

これで、実家からの景色が無くなるだけではなく、日当たりも悪くなる…。

あ〜あ、残念。

治安が心配

更に、母の心配は、治安が悪くならないか。ということ。

基本的には、何十年も同じところに住む地元の人しか住んでいない地域。そこに、どこから来たのかわからない人たちが住むことになりますから。

実家が商店だったりしたら、地域の人口増は嬉しいのでしょうけど、実家にとっては、メリットなしです。

ただ、高齢による空き家が増えてきていますので、ネオンが増えるのは良いかもしれませんね。

バイパスもできる

実は、実家前の田んぼの少し先の所に、バイパス道路ができるのも確定しています。土地の買収も既に終わっていて、工事も少しずつ始まっています。

このバイパスにもかなりガッカリしていたのですが、そのバイパスと実家の間に更にアパートまでできるということになりました。

アパートが、バイパスの騒音を遮ってくれますかね。

とにかく、実家の田園風景は全く無くなるということとなりました。

世代交代による産物

このバイパスも、新市長(高齢の現職から交代)によるものですので、やはり世代交代による産物。

たまに実家に帰省する身としては、豊富な自然が残されていた方がありがたいです。子どもたちは都会っ子でもあるので、たまにはこんな田園風景を臨む田舎のおばあちゃん家にお泊りできるのは良かったので。

でも、住んでいる人たちにとっては必要なものなのでしょうから、仕方ないですね。

なかなか厳しい現実です。

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀