少し前に、長男の授業参観に行ってきました。
(その後の保護者会はスキップ)
担任の熱血先生がどんな授業を行うのかのチェックと、長男への、見に来てるよ〜のアピールのためです。笑
科目は道徳
通常であれば、2〜3時間分、参観できるのですが、今回はコロナ対策なのか、1時間のみ対象でした。
本当は算数とか理科を見たいのですが、道徳の授業はうまく機能すれば、いじめ対策に有効なので、見ておくことにしました。
心の軸と行動軸
まずは、この図⬇︎を見てください。実際に授業で使われていたものです。
たて軸が心で、よこ軸が行動です。
そこで問題です。
ある日、道を歩いていると、ひとりのお婆さんが、具合悪いといってしゃがみ込んでいます。
行動パターン1
お婆さんが心配になり、駆け寄って「大丈夫ですか?」と声をかけ、救急車を呼ぶor手助けを呼ぶ。
➡︎このパターンは、Aに属します。
気持ちも行動力もバツグンで、ランキング1位ですね。
行動パターン2
他人に関心ないので、見ても知らんぷりしてそこを通り過ぎる。
➡︎このパターンは、Dに属します。
気持ちも行動力も、最下位(4位)です。
さて、2位の行動パターンは、以下の①・②のどちらでしょう?
① あのお婆さん、大丈夫かな?と心配。でも、恥ずかしいから…などの理由で通り過ぎてしまう。
② 困っている人や具合の悪い人がいたら助けなさい。と言われているので、取り敢えず、助けに行く。
ここで、先生は挙手を促しました。
①に、ほとんどの生徒が挙手をしました。
②には、3名ほどしか手を挙げませんでした。
長男がどちらに挙手をしたかというと…②です。
そして正解は…①でした。
従いまして、
①が2位 ➡︎ Bに属します。
②が3位 ➡︎ Cに属します。
道徳としての考え方
実際に「人助け」という行動が起こせなかったとしても、その帰り道や家に帰ってから、後悔などしながら色々と考えることが、「道徳」として、とても大切なのだそうです。
そして、このような人が多くいればいるほど、改善しようとする次の行動が生まれ、世の中は道徳的に良くなるのだそうです。
母と同じ長男の考え
帰宅した長男に、参観の道徳の授業について尋ねてみました。
どうして②にしたの?
…。
実は、ママも②と思ったんだよ。
家に帰ったら、ママに怒られるのかなと思ってた。
と言って、私と同じ答えに安心したのか、少し微笑みながら理由を話し始めました。
(間違えたら、怒られると思っているんだ…。普段、長男に対して言い過ぎかな…。)
だって、命を助けなかったら、全く意味がないんだよ! まずは命だよ。
道徳とは、また違う次元の理由でしたが、この理由は、私が思ったのと全く同じでした。
長男の答えは、「道徳の授業」としては不正解でしたが、私的には大正解・100点満点だと思いました。
元々生まれ持った考え方・感じ方が似ているのか、それとも環境がそうさせているのか。
どちらだとしても、長男のは長男で、良い答えだと思います。(親バカ 笑)
仕事から帰宅したオットにも同じ質問をしてみました。
答えはやっぱり②。
似たもの家族でしょうか。笑
そして再び、私と長男の意見が一致しました。
「でも、パパの普段って、Dだよね〜!」
言動は一致しないオットなのでした。
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀