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小学6年生と4歳の8歳差兄弟が暮らす「とぅえの家」の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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コロナにおされた小中学生の1人1台パソコン【取り巻く背景を簡単に解説】

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小中学生のお子さんがいらっしゃるご家庭のみなさま、学校からのPC配布(貸与)の状況はいかがでしょうか?

 

お恥ずかしながら私は、ICT教育に関しては、


パソコンを使った教育が、近い将来、我が子が通う小学校で始まる

 

くらいにしか把握していませんでした。

 

☝️ICT:「情報通信技術」Information and Communication Technology の略。

 

ネットで調べてみると、今年度中(2020年3月末)に、1人1台の端末(パソコン・タブレット)の配布が完了するように、進められているのだとか。(今頃知ったのか!笑)

その背景と今後について、備忘録としてまとめましたので、ご参考まで。

 

 

GIGAスクール構想とは?

この1人1台パソコンは、政府が2019年に打ち出したGIGAスクール構想に基づきます。

 

簡単に一言で説明すると、

ICT教育後進国脱却のため、

  • 1人1台の学習者用端末と、
  • 高速大容量の通信ネットワーク

の2つを一体的に整備する。

という文科省の構想です。

 

☝️GIGA(ギガ):Global and Innovation Gateway for Allの略

 

GIGAスクール構想の内容

GIGAスクール構想の柱は、以下の3つです。

 

①校内通信ネットワーク整備
②教育のICT化に向けた環境整備5か年計画
③1人1台端末の整備

 

 

①校内通信ネットワーク整備

➡︎校内LANを整備して、クラス全員が一度にアクセスしても利用できる通信環境をつくる。

➡︎学校が2020年度までに申請・実施すると、国から費用の50%が交付される。

 

パソコンには欠かせないネットワーク環境ですね。

 

 

②教育のICT化に向けた環境整備5か年計画

➡︎3人に1台のパソコン整備を行う。

➡︎学校が2022年度までに申請・実施すると、国から費用が交付される。

 

まずは、3人に1台です。

 

 

③1人1台端末の整備

➡︎上記②の残り、つまり3人に2台のパソコン整備を行う。

➡︎学校が2023年度までに申請・実施すると、国から費用が交付される。

 

ここではじめて、パソコンを3人に3台、つまり1人1台になるということですね。

 

 

つまり、GIGAスクール構想では、2023年度までにパソコン1人1台の整備を目指していました。

 

ちなみに、GIGAスクール構想前の2018年8月時点に公表された文科省の調査結果によると、

 

パソコンの普及率(人/台)は、

  • 佐賀県が1位で1.8
  • 最下位は愛知県の7.5
  • 全国平均は5.4

 

無線LAN整備率は、

  • 静岡県が1位で73.6%
  • 最下位は新潟県の13.3%
  • 全国平均は40.7%

 

だそうです。

地域によって差がありますね。

 

コロナ禍で予定変更を余儀なくされる

上述の通り、GIGAスクール構想は2019年度から23年度にかけて進める予定でした。

しかし、

コロナ禍による休校の影響を受け、2020年度(2021年3月末)までの計画に変更・前倒し

することになったのです。

早急に実現させるためですね。

 

これが、冒頭の

学校からのPC配布(貸与)の状況はいかがでしょうか?

という問いに繋がっています。

 

パソコン導入で、どんな授業になるの?

授業では、課題・資料がパソコン経由で配布され、その課題や意見の提出も、パソコンを使うようになります。

宿題もパソコンに配信されます。

中学校に至っては、パソコンを使って社会科の調べ学習をしたり、理科のグラフを作成したりすることになるそうです。

 

(学校と保護者の連絡手段にもなるかもしれません。保護者会などもZoomとかになるんですかね。)

 

授業で配布していたプリントは、無くなって行く方向のようですね。(やった!笑)

校外授業にも持参して、写真撮って、それを授業で使ったり、まとめたり…鉛筆でメモ書きしていた方法とは、ずいぶんと変わりそうです。

 

2020年度(今年度)から小学校で全面実施された新学習指導要領。(中学校は2021年度から)

 

その基盤として位置づけられ、重要視されているのが、情報活用能力(情報の取捨選択・発信・保存・共有)です。

これには、パソコンの操作だけではなく、プログラミング思考も含まれています。

 

プログラミング思考?

プログラミング思考とは、

自分が意図する動きをコンピューターにさせるにはどんな命令をどんな順序で行えば良いのかを論理的に考える力。

順序立てて考え、試行錯誤し、ものごとを解決する力。

のことを指します。

物事を論理的に考える力は、社会での必須能力でもありますよね。

 

「プログラミング教育必修化」というのは、 パソコン操作のスキルを身に付けることだけが目的ではないようです。

 

まとめと感想

GIGAスクール構想という国の施策は、2019年から始まりましたが、地域によって進捗に差が生じていました。

それが、コロナ禍による休校によって喫緊の課題となり、一気に進んだのです。

2020春の休校時には、これで学校からの紙のお便り類もなくなるかも!と期待を寄せていました。しかし、登校が始まったら、また元の木阿弥。

何も進まなかった…と落胆していたのですが、こうやって裏では、オンライン化が着実に進んでいたのですね。

 

そもそも、プログラミング教育なんて、1人1台パソコンが使えてこそ、最大の効果がありそうですけどね。

たまに複数人でパソコン1台触る程度では、完全な習得は難しくない??

 

コロナがなければ、2023年までに完了予定だったパソコン配布。その時、長男は中学2年。

そして、こういう施策が遅れるのはよくある事。

下手したら長男は、GIGAスクール構想にあやかることはできなかったかもしれません。

 

にっくきコロナですが、こうやって世の中の発展を一気に押し進めているのもコロナ。

なんか複雑な心境です。

 

こうやって小学生のうちから、ICT教育を当たり前のように受けた子どもたちが、10年以内には社会に出てきます。

 

終身雇用は崩壊しつつありますが、まだまだ30年という長きに渡って会社に在籍するのは当たり前の状況です。

社内でも、50代と、デジタルネイティブと言われる30代以下との差は明らかです。

更に小1から、パソコンに慣れ親しんだ人たちが入社してくるわけですから…私たち大人も頑張らないといけないですね。

 

今更ですが、こうやってまとめてみて良かったなと思います。

 

www.tue.tokyo

 

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀