おいしそう!
銀杏がおしゃれにパッケージされて売られているのを見つけたので購入しました。
霧島市にあるきりん商店さんでです。
銀杏を自宅で炒って食べるのなんていつぶりだろう?
進学のため上京してから今に至るまで、自宅で食べたことなんてないんじゃないかな?
私は子どもの頃、田舎(東北)の実家で、たま〜に銀杏を食べていました。
ただ、イチョウの木って、田舎だとそうそうあるものでもないんです。
東京で、街路樹として見かける方が多いですかね。
なので、実家で食べる時は近所や知り合いから頂いた時でした。
田舎でよくあるお裾分けです^ ^
茶の間に置いてある石油ストーブの上に銀杏を放置して、焼けたら勝手に取って食べる。
銀杏って、熱が通ってくると殻が割れて、弾けるんですよね。
パーンと爆発してどこかへ吹き飛んでしまう。
きゃ〜とか言いながら、それを拾って食べるのが楽しかったな〜。
東京だと、最近は急に寒くなりましたが、銀杏とストーブという組合せのイメージはないですね。
まだ、日中は半袖の人もいるし。
こんな所でも、東北との気候の違いを感じます。
今回は塩炒りにしてみました。
最初からペンチで銀杏の殻を割っておき、塩と一緒に炒めます。
そうすると、銀杏にほんのり塩味がつくのだそう。
そうそう、銀杏って薄皮が付いてました。⬇︎の写真、どんぐりみたい笑
やっぱり、銀杏と言ったらこれ⬇︎ですよね。
薄皮は食べられるけど、この美しい姿がみたいので、面倒だけどキレイに剥きます。
まるで翠色の宝石。
まさに翡翠です。
口に入れるとねっとりした食感。
何回も噛んでいるうちに、口の中に甘みが広がる。
だけどその甘みの中にも、ほんのりとした苦み。
なんとも言えない不思議なお味です。
茶碗蒸しに入っている銀杏を見つけただけでも大喜びの私ですが、炒り銀杏はたまりませんね〜^ ^
嬉しかったのは、偏食気味な長男が興味本位でですが、一粒食べたこと。
うーん、塩!
とか言って、すぐに塩をつまんで舐めていましたが、まんざらでもなかったよう。
成長につれて、長男の好き嫌いが減ってきている(食べられるものが増えてきている)ことに満足。
一方の次男。
長男とは異なり、何でも食べたがる4歳児。
一粒の半分だけあげました。
?という表情をして、その場を去って行きました。
半分だけで良いらしい。笑
で、大人はひとり5〜6粒程度に控えておきました。
銀杏は、癖になるおいしさだし、脂質、糖質、たんぱく質、ビタミンA・B群、ビタミンC、鉄分、カリウムなど栄養に富んだ食べ物です。
が、嘔吐、痙攣などの中毒症状を引き起こす可能性があるので、食べ過ぎは厳禁。
(幼児の死亡例もある)
なので、たくさん食べたいけど、ここはグッと我慢の子です。笑
ひさびさ食べた銀杏があまりにも美味しかったので、道路や公園に落ちてる銀杏の実を拾って、食べてしまおうか。と思ってしまいました。
そういえば、たまに拾っている人いるかも。
プランターの土に埋めて実を腐らせたら、そのまま土の栄養分となって、一石二鳥な感じもするし。
よし!拾おう!
いや、あの匂いはやっぱり無理…。