今年のお正月に実家に帰省していた時のこと。
我が家が帰省すると、近隣都市に住む姉がいつも来てくれます。
その時にあげたお線香が、
こんなに綺麗に曲がっていました。
お線香をあげた時には、煙りが出ているのを確認していたのですが、姉が夕方、帰宅した後に見てみると、火が消えてこんなことになっていたのです。
こうやって、元家族が揃った時には、母が毎回必ずこんなことを言ってくれます。
うちのお父さんは幸せ。亡くなる時は子どもたちは何回も集まり、死んだ後もこうやって線香あげに来てくれるんだから。
その直後にあげたお線香だったので、この曲がったお線香は、5年前に亡くなった父からの
ありがとうというメッセージ
なのでは?と直感的に思ったのでした。
こう思ったのは、父が亡くなった後のある出来事があるから。
父は、高齢者施設から救急車で運ばれ、病院で亡くなったのですが、最後は自宅に戻らせてあげようと、自宅でお通夜を行うことにしました。
人が集まるということで、父が眠る和室の、隣の部屋を、私ひとりで掃除していた時のことです。
夢中になって掃除をしていたのですが、ふと、窓を開けて、夜の空を見上げたら、父との思い出が脳裏に浮かんできました。
父とは、こんなこともあったな〜。
寂しいというよりは、なんか、良い思い出に包まれて、不思議なことに、ほんわかした気持ちになったのです。
ちょうどその時です。
私がいた部屋の電気が、突然消えて真っ暗になったのです。
うわ、怖!
というのが、その時の正直な感想なのですが笑、
それと同時に、
あ、お父さんからの返事だ。
と思ったのです。
襖1枚で隔っただけの部屋の向こう側には、父がいましたから。
私の思いが届いたのかも。
実家の家族は、この話にとても驚いていました。
そういうことって、あるんだね〜と。
なので、早速、曲がった線香のことを、姉にLINEで報告。
私の姉は、占い好きです。そして、20歳には既に運気アップとしての印鑑を購入した強者です。笑
なので、どんな反応を示すのか、ちょっと期待しましたよ。笑
LINEの返事が返ってきました。
寒くて線香が冷たくなっていると、火をつけると曲がるらしいよ。知らなかった?
へ?
どちらかと言えば、性格的には、私の方が現実的なんですけどね、これについては、意外な結果でした。
まぁ確かに、線香なんかは、何万本も製造するのでしょうから、火が途中で消えてしまうなどの不良品があるのは否めないでしょう。
その中には、曲がってしまうのもあるでしょう。
でもですね…
おそらく、このような不良品の数は少ないはず。
そう考えると、これにあたること自体が珍しく、そうなると、やっぱり、
メッセージなのかな。
と思ってしまう。
そうだ!絶対にメッセージだ!
そういうことにしておきます。笑
まだ父とつながっているようで、嬉しくなります^ ^
最後に、母が、いつも父は幸せと言う背景です。
私の父方の祖父(母の義父)が、高齢で入院したときに、父の妹たち(私のおば)は言いました。
祖父の面倒は、家を継いだ父(つまり嫁である私の母)が面倒をみるべき。
と。
そして、一切の看病はしなかったそうです。
それがあるので母は、父のお見舞いに行き、亡くなった後には線香をあげる私たち兄弟の姿をみて、感心するのです。
私からしたら、自分の親なんだから当然のことでは?と思うんですけどね。
案の定、高齢になったおばたちは今、自分の親の面倒をもっとみれば良かったと後悔しているそうです。
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀