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中学生と小学生の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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子どもを持つこと。の本音

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我が家にはかわいい2人の男児がいます。

こんなかわいい子どもたちと生活ができて幸せだな〜。この状態が永遠に続くと良いな〜と、毎日思いながら暮らしています。

 

おそらく、世の中の殆どの親御さんが思われているのと同様、子どもたちのことは、かわいくてかわいくて仕方がありません。

これが、嘘も偽りもない、私の、子どもたちへの気持ちです。

 

そしてもうひとつ、嘘も偽りもない思いがあります。

それは、子どもを持つことは本当に幸せなのか?という疑問が頭をよぎることがあること。

 

DINKSを満喫していた

☝️DINKS:Double Income(共働き)No Kids(子どもを持たない)の頭文字

 

私たち夫婦は、結婚してから10年は子どもがいませんでした。

不妊とかではなく、私たちにその希望がなかったから。

 

旅行好きなので、休みの日は月一ペースで、飛行機を使って国内旅行に出掛けていました。それは身軽なので、前日の夜や、当日の朝に思い立って出掛けることもしょっちゅう。

(これは今もあまり変わってないかも笑)

そう言えば、年1海外旅行にも行ってたなぁ。

 

平日は、残業して自宅に帰り、ご飯を食べて寝るだけ。外食もしょっちゅう。

 

自分の事だけを考えていれば良いのですから、それはそれは楽でした。

 

自分中心の考え

こんな私たちが子を持とうと思ったのは、

自分たちの老後が寂しくないか? 自分たちの子孫(遺伝子)を残さなくてよいのか?

と、やはり自分をベースにした考えでした。

 

「結婚=子どもを持つ」みたいな考えは一切持ち合わせていませんでした。

(子どももあまり好きではなかった。)

 

それは、自分のライフスタイルを貫きたかったのは表向きの理由で、子どもを持てるほど大人になり切れてなかったというのが実情だと思います。

(20代で結婚したけど、20代で子どもなんて一切考えられなかった)

 

想像とは違っていた

そんな私たちに、ほしいと思ったその時に、運良く長男がやってきてくれました。

 

ところが。

楽しくてバラ色の生活が始まるだろうとの予想に反し、とても厳しい現実が待っていました。

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  • 男尊女卑の会社でようやく掴みかけた昇進が、妊娠の報告と共に消えてなくなった。

 

  • 妊娠を知って嬉しかったのは束の間で、つわりで気持ち悪い日々が続く。朝起きては吐き、会社では吐きの繰り返し。(病気じゃないとよく言われるが、体調が悪いものは悪い。)

 

そして、妊娠・出産前には無かった色んなことが、出てきました。

 

  • 五体満足で生まれるかどうか、心配ばかり。

 

  • 産む時に、死ぬほど痛い。

 

  • 産んだ後は、満足に眠ることが出来ずに万年寝不足。

 

  • 軽度の産後うつ

 

  • 子どものちょっとした変化に不安・心配になる。

 

  • 産後クライシスでオットを嫌いになる。

 

  • 待機児童問題にヤキモキした挙句、保育料もかかる。(今は、3歳以降は無償化)

 

  • 子どもの送迎問題。マミートラック問題。

 

  • 家庭と仕事の両立で、時間かつかつの生活を送りながら頑張っていても、保育園呼出しなどにより会社では肩身が狭い。どんなに頑張っても昇進スピードは遅い。

 

  • 子どもの人間関係。ママ友との関係。

 

  • 学習問題。学童問題。PTA問題。

 

  • 自分が体調不良の時でも家族のお世話が必要なので、ゆっくり休めない。

 

  • なんだかんだいつも心配(交通事故にあってないかとかイジメにあってないかとか)

 

こうやって書くと色々ありますが、一言でいうなら、

 

自分の時間がなくなり、大変になっているだけじゃね?

 

ということでしょうか。

そして、

 

お金の不安も常に付きまとって

 

います。

子どもたちが望んだ教育を、ちゃんと受けさせてあげることができるのだろうかと。

 

出産費用から始まり、大学(院)まで行くとしていくらかかるのか。

(たまに、試算され公開されていますが、それが我が家の状況にすっぽりとはまるとは思えない。)

ひとりあたり、1000万円単位でかかるのは間違いありません。

 

もし子どもを持たなければ、少なくとも、子どもを持ったことによって生じた上記の大変さや不安はないはず…。

 

子どもをもたず、好き勝手に生きる人生もあるのに、子どもを持とうとする。

子どもを持つ意味って何なんでしょうね。

 

こんなでも、もうひとり

長男ひとりでもこんなに大変な思いをしていたのに、もう1人子どもがほしいと次男を出産。

 

次男の出産は、年齢的にギリギリだったので現実的にはもう無理なんですが、生んで育ててみたら、もうひとり(3人目)いけたかも?と思うこともありました。

 

2人目については、とても躊躇していたのに、一歩踏み出して生まれてしまえば、こんな感じでした。笑

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聞くところによると、学校の建替え時には周辺住民の反対があって非常に難航するというし(何でそんな特定の所にだけ税金を使うのか?不公平だ。と)、

保育園や幼稚園は、常に、騒音の苦情に見舞われるリスクがあるそうです。

都会って、こういうの嫌ね〜。笑

 

会社でだって、子持ちは肩身が狭い時あるし、電車に乗せるのだって、子どもが泣き出したら、変なやつに文句言われないかなと心配になったり。

 

日本って、どうみても子育てに優しくない。

 

笑っちゃうのが、うちの会社はメーカーで個人消費者相手にしてるのに、子育て社員を邪険に扱ってきたこと。消費者を育てているのに〜。

 

こういう状況を冷静にみている人のなかには、子ども要らないと思ってしまう人もでてくるよね。

 

子どもを持つ意味

子どもを持つ意味。

結局のところ、動物としての本能なのかな。笑

 

国レベルでは、少子化・出生率云々と問題にしてますが、個人レベルでは、後世の社会保障まで高尚なことを考えながら出産する人は、稀でしょう。

それでも子どもを持つって、本能じゃないと説明つかない。

 

産んでみたら、自分の子どもだけ、やたらとかわいいし。笑

 

自分の時間が無いとか、大変だと思っている時点で私が未熟なのでしょうが、親であることと、自由なひとりの人間でいたいこととの葛藤が、実際に子どもを育てながら感じていることです。

 

子育て中ママ(私)の妄想

  • 出産時に何十万円もかかるのは、ハードルが高い。(出産一時金の40万円強では足りない)

 

  • 義務教育が高校までだったらよいのにな。(現行だと、国は、教育を中学まででも良いと考えている)

 

  • 所得制限つけてるくせに、学費を無償化したとか、児童手当て出してるとか、堂々と言ってほしくないな〜。

 

 

 

子育てがひと段落した時にいつか、充実していた人生だったと満足して振り返ることができるのかなと思う一方で、

つらいと思う子育ては、この世から無くなればよいのになと思っています。

 

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以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀