🍀tue-noie

中学1年生と5歳の8歳差兄弟が暮らす「とぅえの家」の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

MENU

産後うつの経験を振り返って。症状、原因など

f:id:tueko:20221119103002j:image
かねてより本ブログに立ち寄ってくださっている方はご存知かもしれないですが、私は長男出産後、産後うつになりました。

 

診断としては、"軽度"でしたが、それでもその後の家族計画に大きな影を落としました。

これがトラウマとなり、第2子を持つことになかなか踏み込めなかったのです。

理由はこれだけではないと思いますが、結果、年齢差8歳という、年の差兄弟となりました。

 

そんな長男も早いもので中1となり、産後うつとなったその時の記憶もかなり薄れてきましたが、忘れる前に、記録として記事に残しておきたいと思います。

 

 

出産後おかしさを感じた時

長男妊娠時は、マタニティブルーにもならず、無事に出産した直後から、ひとつの大仕事を成し遂げた達成感と、感動的な出来事からのハイ状態が続いていました。

(おそらく多くの新米ママは同じ状況だと思います。)

 

しかし、出産1週間後あたりから、状況は変化してきました。夜中に私がひとりで泣くことが増えてきたのです。この先の未来が無性に不安に思えて仕方がなかったのです。

双方の両親(ジジババ)遠方、核家族な我が家は大丈夫なのだろうか…。

 

そして、産後4週間はお手伝いとして居てくれるはずだったオットの実家家族が、急遽、1週間早めに帰ることになり、そこで私の不安が一気に募りました。

 

その後、ひとりで赤ちゃんの面倒をみるのが辛くなり、働くオットに何通もメールを送ったり、会社を定時で上がってもらったりするようになりました。

 

そんなある日の夜中、辛さが抑えられなくなり、急にマンションのベランダから飛び降りたい衝動に駆られたのです。

 

このままここから飛び降りたい…。

 

だけど、瞬時に我に帰り、幸い大事には至りませんでした。

 

その後、1か月後検診か何かで産院を訪れた時に、軽度の産後うつと診断されたのです。

 

 

産後うつになる心当たり

私の場合、出産によって、ホルモンバランスが崩れたのが産後うつを患った大きな原因だったのだと思いますが、それ以外でも、今思えば、産後うつの要因だったと思われることが、当時いくつか重なってました。

 

里帰り出産ができなかった

35歳を過ぎた高齢出産だったので、万一何かあったら困ると、実家から里帰り出産はしないでほしいと言われました(田舎なので病院が遠い)。

その時にはあまり気にせず、その通りにしました。

当時は仕事をバリバリこなしていたので、赤ちゃんくらい簡単に育てられると、鷹を括っていた面はあったと思います。

しかし、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話は想像を絶する大変さで、実家に帰らなかったことをとても後悔してました。

 

実母に会えなかった

里帰り出産しない代わりに、出産時は、当時私たちが住む神奈川県に、東北の実家から実母が出産見舞いに来てくれる予定でした。

しかし、出産予定日の3か月前、実母が救急車で運ばれる事態に陥り、すぐに退院はしたのですが、神奈川に来れる状態ではなくなってしまったのです。

自分の親に、自分の子どもを見せたいという思いが、なかなか叶いませんでした。

 

義母・義妹たちの陰口やイヤミ

お見舞い&産後のお手伝いに来れなくなった実母の代わりに、近畿に住む義母・義妹が手伝いに来てくれることになりました。

2人とも働いていたので、最初の1週間は義母、残りの3週間は義妹、という交互のスケジュールです。

その間、その2人が電話で、私の悪口をコソコソ言っているのを聞いてしまったのです。

(この家は使いにくいとか、タオルが汚いとか)

そしてついには、義妹の方は、ちらちら私にイヤミまで言うようになってきたのです。

挙句、実家住まいで何もやっていない義妹は、やり切れなくなり、もう帰りたい!と、1週間切り上げて帰ってしまいました。

この時に、上述の通り、私の不安が一気に募りました。

 

近所に友達・知り合いがいない

当時の住まいは社宅だったので、自分が住みたくて住んだ場所でもないし、仕事が忙しかったので、自宅はただ夜眠るだけの場所でした。

なので、近くに友達はいません。

つまり、日中は孤独のなかで、赤ちゃんと2人きりの毎日を過ごし、夜帰宅するオットをひたすら待つ生活でした。

(社宅は会社の上下関係が微妙に影響しているので、あまり深入りしたくない)

たまに遠方に住む友人とコンタクト(メール)を取りましたが、とにかく、直接大人と話がしたかったです。

 

勉強不足

私は大人になるまで、また大人になってからも赤ちゃんというものに接する機会があまりありませんでした。

そして、自分たちのお腹の赤ちゃんも100%無事に生まれる確証はないということで、準備も心構えも最低限と決めていました(万一何かあった時の落胆を少しでも軽減させるため)。なので、妊娠中は自治体が主催している○○教室に参加する程度の勉強でした。

だけど、生まれてみたら、得体の知れない小さな人間を目の前に、ミルクの調合から、ベビーカー、抱っこ紐、全てがわかりませんでした。

 

昇進が白紙に戻る

今現在は、会社というものがどんなものか、わかってきましたが(生え抜き/男性優位・好き嫌い人事)、当時は転職してから数年しか経っていなかったので、仕事を頑張っていれば昇進はできると思っていました。

しかし、生え抜きとは益々差が開いて行くばかり。そんな悔しい日々を送る中、訴えて訴えてようやく一筋の光が見えました。私の昇進の話が浮上したのです。

ですが、そんなタイミングで妊娠。そして会社への報告。

それと同時に、昇進の話も消えてなくなりました。

この時は本当に泣きました。失意の中での出産と言っても過言ではありませんでした。

 

 

SOSの先は行政

昇進や実母に来てもらうというのは、どう頑張っても実現はできませんので、藁をも掴む思いで、区の相談窓口に連絡を入れました。

 

(実母は、親戚に、帰省中に亡くなった赤ちゃんがいることを気にしており、生後間もない長男を実家に連れて帰るのは反対していた。また、オットは完全に他人事でした(オットはあてにならない)。)

 

相談スタッフさんに受診を促されればその通りにしたりと、2年取得した育休の間はなんだかんだずっと行政にはお世話になっていたと思います。

 

 

的を得ていた診断

上述の通り、生後1か月診断で、軽度の産後うつと診断されたわけですが、その時の先生がおっしゃった、私のうつ治療法は、とても的確で的を得ていました。

私がずっとずっと心の奥で、なんとなく感じていたけど、押し殺していた感情と一致していたのです。

 

実家のお母さんに会いなさい。

 

どんなに行政に助けを求めても、このケースはダメです。お母さんに会いなさい。

 

私の心がふっと軽くなりました。

話がわかる人が存在していた。

 

でも、オットが協力してくれるかわかりません。

 

私の名前をだして、旦那さんも動かしなさい。

この医師は医学博士で、この産院の副院長でした。

 

だけど、あまり響かないオットが、渋々やっとのことで動いたのは、それから2か月後のことでした。

(ちょうどその時、新型インフルエンザが流行っていたので、オットに車をだしてもらうのを待っていた。)

 

なお、薬を飲むほどではないということで、処方はありませんでした。

 

 

出産以来の幸せ

出産直後はとても嬉しくて達成感に浸っていたのですが、そのすぐ直後から、育児というとても厳しい現実に直面し、精神的にはどん底に落ちました。

そして、そんな苦しい時を経て、実家に帰省。

 

自分の初めての子供を、実母に抱っこしてもらい、その時はまだ健在だった実父にも抱っこしてもらい、その時は、子どもを出産した幸せを再び感じた瞬間でした。

 

そんな団らんのひと時を写真におさめ、今も実家の茶の間に飾っています。

実母が長男を抱っこして、その隣りで、笑顔で長男を見つめる実父。

今でも帰省の度に、この写真に目が止まりますが、とても良い写真だなと、いつも思ってみています。

 

 

産後うつはいつまで続いたか

はっきりと、いつ治りましたとは言えないのですが、

飛び降りたいと思うほどの状態だったのは産後1か月ほどの間。

その後は、何とか1人でやっていけるけど、自分にはない環境で子育てをする人たちを見るたびに落ち込むという状態が、2年取得した育休が終了するまで続いたと思います。

その間は、継続して行政の相談にもお世話になっていました。

完全にこの暗闇から抜け出したと、今になって思うのは、職場復帰してからです。

元の自分に戻れた!と感じることができたのと、あまりの忙しさにそれどころではなくなった。というところでしょうか。笑

 

 

次男の出産後

あんなに辛かった長男の育児。なのに、現在5歳次男のそれは、拍子抜けしたかのように、精神的にとても楽で、楽しかったです。

大変な時期はもちろんありましたが、どうってことなかったです。笑

実母に合わせるよりも先に、飛行機に乗って旅行に出てしまったり。

お母さんとして逞しくなったということでしょうか。

二度目なので知識もあり、先の見通しが立つというのが大きいのかもしれません。

 

 

私の場合は軽度ではありますが、産後うつの経験はとても辛かったです。今思い出しても、ズーンと心に重くのし掛かります。

子育ては楽しいことばかりではなく、みんなこうやって苦しんだり、悩んだりしながら頑張っているということを知っておいて頂ければと思います。

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀