いつかは、あのお座敷に座って、雄大な桜島を見ながらゆったり気分で、ふわトロなぢゃんぼ餅を食べたい。
と、長い間、密かに思い続けていました。
何回も訪れている鹿児島なのに、そのチャンスになかなか恵まれませんでしたが、昨年末の旅行でそれを実現することができました♪
ふわトロ(これはちょっと言い過ぎか)なぢゃんぼ餅をほお張りながらお座敷で過ごす至福の時。
と言いたいところなのですが、実はちょっとしたハプニングが発生。
それによって、リベンジを試みることを決意した私なのでした。
ぢゃんぼ餅とは
冒頭で、ぢゃんぼ餅、ぢゃんぼ餅と連呼してますが、「ぢゃんぼ餅」とは鹿児島名物の郷土菓子のことで、「両棒餅」と書いて「ぢゃんぼ餅」と読みます。
どう読んだらそうなる?笑
「指宿」と書いて「いぶすき」とか、知らなかったら絶対に読めないですよね。笑
話を戻しますが、ぢゃんぼ餅とは、2本の竹串に刺さった、4〜5cmの大きさのみたらし団子(餅)のことです。
仙巌園などの観光地でも提供されてますね。
百聞は一見にしかずなので、早速、見てみましょう。
ぢゃんぼ餅 平田屋
ぢゃんぼ餅と言えば平田屋というくらいの有名店です。
我が家が知ったのは、たまたま通りかかった時に目に入った平田屋の店舗に惹かれたから。笑
冒頭の通り、ここに座ってぢゃんぼ餅食べたい。と思わせるほど、素敵な店構えなのです。
(初めは店舗の見た目で判断 笑)
お店の外観
こんな、一軒家をお店にしたような店舗。本当にここに住まわれているのかな?!
代々家族で経営している老舗で、現在は4代目の店主が営んでいます。
ぢゃんぼ餅 平田屋の駐車場
公式では12台停められることになっています。
空いている時には良いのですが、混雑気味の時には、狭すぎて、結構停めにくい駐車場かなと思います。
店舗前の海岸沿いの道路も狭いですし、駐車場待ちが出てしまった時には、焦ります。笑
店内の雰囲気
⬆︎有名人もたくさん訪れているんですね。
⬆︎部屋と部屋の間にある内廊下。畳だけど。
お店に到着早々、次男がトイレへ。
⬆︎こんな細い通路もあったので、面白くて思わずパチリ。
メニュー
一皿 10本 600円
のみ。
わかりやすいです。笑
これ(ぢゃんぼ餅10本)に、山川漬が付きます。
お茶は知覧茶らしい。
お待ち帰りもあるのですが、
1パック 9本 500円
です。
(⬆︎指はオットの)
食事の様子
⬆︎ぢゃんぼ餅を待つ兄弟
⬆︎やってきました!ぢゃんぼ餅♡
10本入ったお皿なので、2皿注文は多いかなと思ったのですが…
ぢゃんぼ餅を一口食べた私と長男は、目を合わせて、一言。
おいしー♡
あまりのおいしさに、一瞬でペロリ。笑
⬆︎ぢゃんぼ餅を完食して、いつものいざこざが始まる兄弟。笑
客選別のハプニング?!
我が家の写真を見てお気付きでしょうか?
あんなに憧れていたお座敷には座っていないんですよ? テーブル席です。
その経緯を少々。
我が家が店先に向かうと、既に2組が前に並んでいました。
すると、テキパキした女将が、列の3番目に並んでいた我が家に向かって言いました。
テーブル席ならすぐに座れますよ。お座敷はすぐには空きません。
と、はっきりと。
何で我が家に言うのかな?と思ったのですが、外でオットが車で待機して待っていることもあるので、長く待つなら…とテーブル席に座りました。
しかし、思ったほど回転は悪くなく、後から来た人を含め他のお客はどんどんとお座敷に通されてます。
なんか、おかしくない?
実は、オットは、駐車場待ちが嫌いなので、お前たちだけ食ってこい。と、どこかの駐車場に行ってしまったのです。(短気)
つまり、我が家は、私と中1と5歳の3人。
長男は小学生に、見ようと思えば見える。女性と小さい子ども2人。
テキパキと采配を振るっている女将は、経験から、子連れママは人数の割に注文数が少ないことを知っているのかなと思いました。
実際、注文の際には、
たくさん食べられるから、2皿注文しな!
と、圧をかけられましたので。笑
その後、10人の大人グループが来たのですが、あたふたして断りそうだった女将の息子さん?を横目に、
すぐに空きます! 10人なんて、すぐですから!
と女将。
は?
こんな真逆のことをよく言えるなと耳を疑いました。
客単価の低い子連れママは、お座敷には通してはもらえないようです。泣
(人を見てるのもあると思うが)
たくさん食べそうな(笑)オットが一緒だったら、また別の対応だったと思う…。
いや、テーブル席で何が不都合だったかというと、平田屋は人気店なので、行列が絶えません。
人の出入りが激しいので、入口の扉は開けっぱなしになることが多いのですが、風が入ってきて寒いのなんの。
12月下旬の鹿児島は東京よりも寒いことが多く、漏れなくこの日も寒かったので、我が家はブルブルしてました。
子連れママでもお座敷に座る方法
私は、念願の平田屋でお座敷に座れなかったこと、明らかに客の選別をしていることに、とてもガッカリしました。
我が家ははるばる東京から訪れてますから。
長年、鹿児島を旅行していて感じていた子どもにも優しい鹿児島という私の印象が、見事に覆るものでした。
まさかの鹿児島でこんな目に遭うとは…。
その後、数日間はメンタル的に引きずりましたよ。笑
地価の高い東京でも、昔はあった、こういうハプニングは今は改善されてきているような…ゴニョゴニョ。
実際問題、数人で行っても一皿しか注文しないというお客がいるのでしょう。そして、その顕著たるものが、小さな子ども連れのママだったのだと思います。
我が家は結局、オットへの持ち帰りも合わせて3人前は頼んだので、注文数については、他の客とは遜色は無かったはずなのに、ブツブツ。⬅︎なかなか吹っ切れられない。笑
3名の場合には最低2皿注文と注意書きが貼ってあったようにも思います。
で、採算重視の女将に、我が家のように言われた場合の対処法ですが、
ちゃんと注文するので、お座敷が良いです!
と、はっきりと言い返しましょう。
で、ちゃんと注文してくださいね。笑
私も断言&繰り返しますが、お席の回転率は決して悪くないので、ためらうことはありません。
おそらく、特に、若いママは言われやすいので、心して訪れましょう。笑
こんな扱いを受けたのなら、次はもう行かなきゃ良いのですが、ここのぢゃんぼ餅はやっぱりおいしいですし、ゆったりお座敷で食べてみたいので、次は臨戦体制で再訪問し、リベンジしたいと思います。笑
ちゃんぼ餅ストリート
ぢゃんぼ餅 平田屋がある鹿児島市内の「磯」という地域には(目の前は磯ビーチ)、数軒のぢゃんぼ餅屋さんがあるんですよ。(今は4軒?)
平田屋のお隣には中川家があって、こちらもお座敷を提供していそうなので、ぢゃんぼ餅巡りも楽しいかも!
(平田屋は、お隣に、10人のお客が流れてしまうのを阻止したのかもしれませんね。笑)
ぢゃんぼ餅 平田屋 基本情報
ぢゃんぼ餅 平田屋
- 住所:鹿児島県鹿児島市吉野町9673
- TEL:099-247-3354
- 営業時間:9:30~17:30(LO17:00/お餅が無くなり次第終了)
- 定休日:木曜日
- 席数:座敷・テーブル(最大100席)
- 駐車場:無料 最大12台
以前訪れた⬇︎のマニアックなカフェでも平田屋のぢゃんぼ餅が提供されてましたよ。
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀