がっかりの異動先。
どうしようもないワガママ子ども(課長)と、ヨシヨシでそれを窘めることができない親(部長)の存在。
つまり、部長よりも課長の方が威張っている図式。
こんな課長なので、評価の時期になると要領よく態度を改めていました。
こんなこと実際にある?
とお思いの方もいらっしゃると思いますが、古い日本企業というのは、こういうマンガみたいなことが、実際に行われていたりするのです。
もちろん、本当に人を見抜いて、こんな表面的なことに惑わされない人もいますが、それはほんのごく一部。
大抵の人は、声を掛けてもらったり、ヨイショされたら気持ちが良いので、過去のことは忘れて良い評価つけますよ。
役職持ちは仕事はできるのかもしれないけど、人としては大したことない。
残念な傾向ではあるのですが、これが現実なのです。
私もそれができれば良いのですが、そこまでバカにはなれない。他の部分ではバカだったりしますけど笑
課長が改心したもうひとつの理由
上記(評価)も、課長が改心するキッカケとなった間違いのない事実のひとつではありますが、もうひとつ、心当たりがありました。
それは、部長による、この課長の異動のチラつかせ。
でも、言うことを聞かなければ、異動させるぞ。という脅し的なものではなく、部長自身が、興味のある他部署の仕事を兼任するついでに、この課長も一緒に兼任させるというものでした。
だから、体半分は、今の部署に残るというもの。
でも課長は、即答してました。
いやいや、行きたくないです。このままここの部署に残りたいです。
と。
どんな形であれ異動の話がでると、ぬくぬくと威張っていられる環境を守りたい人にとっては、心穏やかではないのでしょう。
私の異動を受入れた理由
この出来事(異動のちらつかせ)の件があって、ふと、頭に浮かびました。
何の経験もない私の異動を受入れたのは、この課長に危機感を持たせたかったから。
ではないか?と。
危機感を持たせて、課長にやる気を起こさせたかった。
いくら自分が、課長として課の権力を握っていたとしても、他に管理職がいたりすると、気になるものです。
私もストレートに物事を言ってしまうほうですし…笑
確かにこの課長、仕事の判断はちゃんとしているんですよ。なので、態度さえ改められれば言う事なし。
私はそのための道具として使われたのではないかと勘繰っているのです。
私の異動希望は、渡りに船だったんだろう。大して仕事も多いわけではないのに、早く異動しろと言われましたから。
こんな大企業の部長になるくらいの人はそれなりにシタタカです。
異動時、部長からは、
まずは担当課長からスタート。この課長のことは蹴落としても構わないから。
と、課長のポジションを匂わせるようなことを言われましたが、実際問題、何かよっぽど、看過できないことをやらかさない限りは、うちの会社は、課長や部長の交代はありません。
なので、こんな部長の発言は口先だけと、すぐに、容易に、分かりましたよ。
適当なことばかり言いやがって。
面接時には、課長なんて何が良いかわからないと言って、私を担当課長に誘導していたくせに、入ってみたら、部長は課長しか相手にしていない。
最近の課長
ほんの少し前の彼は、私が部長と話すものなら、もう、ソワソワしながら睨んでこっちを見ていました。
しかし、
今現在の彼は、自ら部長に話しかけに行っています。
そして、部長への露骨な無意味な反発もしなくなりました。
私的には、かなり腹立ちますが、部としては、万々歳なのだろう。
でも…私は一生恨むから。笑
以上
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