どうしても砂むし温泉がやりたくなり、砂むしやりたいよ〜、砂むしやりたいよ〜と家族に言い続け、やっと念願が叶いました。
子供たちの春休みを利用して行ってきました!
鹿児島県の指宿(いぶすき)市へ。
⬆︎Googleマップからお借りしました。
ご覧の通り指宿市は、鹿児島県の南部にあるのですが、それはもう南国です♪ いつも行く北部の霧島とは雰囲気は全く違いますよ。
砂むし温泉が名物の指宿市へは、次男が1歳の頃に行って以来なので6年ぶりの訪問なのですが、私はその時には砂むしやらなかったんです。
よく考えてみたら、長男が生まれてからは私はやっていないので、実に15年以上振りの砂むし温泉でした。
ちなみに、砂むし温泉とはこんなやつです。一度は目にしたことがある方も多いでしょう。
⬆︎砂楽公式サイトからお借りしました
こんな珍しい温泉までやれてしまう鹿児島、大好き♡
砂むし温泉は、海岸から湧出する温泉を利用した温泉。
温泉(成分)が染み込んだ温かい砂を、体にかけてもらうという独特なスタイルの温泉です。
砂むしを漢字で書くと「砂蒸し」。砂風呂と呼んでもよいところを、砂蒸しとしたのは、とてもうまくこの温泉を物語っていると思います。
砂に埋められた本人は、本当に蒸されている感じ笑。
湧き出る温泉の温度は80度で、砂むしの砂は50度もあるそうですが、砂の量などで温度調整はしてくれますし、途中熱くなったら、手や足先を砂から出してもOK。
湯船の温泉に入った場合の3倍以上の効果があることも実証済みなのだそうです。
砂むし温泉の泉質は、ナトリウム塩化物泉。
指宿で砂むし温泉に入るには(3つの方法)
指宿で砂むし温泉に入る方法は3つあります。
- 日帰りの砂むし温泉施設に行く
- 自前で砂むし温泉をやっているホテルに宿泊する
- 宿泊ホテルからの砂むし温泉施設への送迎を利用する
では、それぞれについて簡単に説明していきます。
1. 日帰りの砂むし温泉施設に行く
指宿には、
- 砂むし会館 砂楽(さらく)
- 山川砂むし温泉 砂湯里(さゆり)
の2つの日帰り施設があります 。
(両施設には無料駐車場が完備)
砂楽は、一大砂むし温泉施設というような大きな所で、一方の砂湯里は、とても素朴な雰囲気の施設です。
残念ながら 砂湯里は、2021年の崖崩れにより現在臨時休館中(2024年中の再開予定だが、今現在は未オープン)。
この日帰り施設での特筆すべき点は、天候等が許せば、海沿いのビーチで波の音を聴きながら砂むし温泉がやれること。憧れです^ ^
天候等の条件があわない場合には、波打ち際から少し離れた小屋の中でやります。
2. 自前で砂むし温泉をやっているホテルに宿泊する
さすがは指宿にある温泉ホテル。ホテル内に砂むし温泉施設を設けている所もあるのです。
- 休暇村指宿
- 指宿フェニックスホテル
- 指宿白水館
- 指宿シーサイドホテル
- 指宿いわさきホテル
- 指宿海上ホテル
など。
ただし宿泊客でも別途、砂むし料金は必要です。
3. 宿泊ホテルから砂むし温泉施設への送迎を利用する
砂むし温泉を備えていないホテルでも、ワゴンやマイクロバスを使って、宿泊客を砂楽まで送迎しているホテルがあります。
- 指宿ロイヤルホテル
- 指宿温泉こらんの湯錦江楼
などなど。
もちろん、砂楽近くのホテル泊でしたら、砂楽まで徒歩で行けますね^ ^
砂むし温泉体験
①砂むし会館 砂楽での砂むし温泉
⬇︎こちらの大きな建物が砂楽。
ホテル(宿泊先のこらんの湯)の送迎で向かいます。上記3.のパターンです。
砂楽の受付は2階。入浴料を支払って、レンタルした浴衣やタオル、インナーを受取ります。
なお、受付の人がちょうど良いサイズの浴衣を渡してくれます。瞬時にチェックされてるということ笑
受付には列ができていましたが、それほど時間はかかりませんでした。
更衣室のある1階へ。
ここで男女にわかれます。
浴衣のみに着替えたら、外に出て⬇︎階段下の浜辺へ。ここでオット達男組と合流。
⬇︎奥に見える小屋に促されました。
私はインナーレンタルはしなかったので、本当に浴衣一枚のみ。おそらく多くの方がそんな感じかと。
夕方になり終了してしまったビーチでの砂むし温泉を横目に進む。
小屋(の屋根)をパチリ。この屋根の下で砂むしやってます笑
スマホ(カメラ)は持って行けないので、砂むし中の写真は撮れないんですよね。
ですが、カメラマンさんが入っているので、希望すれば1000円前後で、ホテルまで撮影した写真を届けてもらえます。
我が家は、家族4人が並んで砂むしやってる写真を撮ってもらいました♪
≪久々に砂むし温泉をやった感想≫
砂の上に横になると、スタッフさんがスコップで少しずつ砂を掛けてくれますが、私は一瞬、埋められてしまう!という恐怖を感じました笑
体全部に砂がかかってしまえば大丈夫でした。
体全体に5cm程度の厚さの砂ですが、これが結構重たい。土砂崩れには絶対に巻き込まれたくないと思いましたよ。
砂むしは10分で終了。
体はポカポカというより、汗ダラダラでした笑
子供には、砂は薄くかけてくれますのでご安心を。
終わったら大浴場に向かい、浴衣を脱いで、砂を落として湯船の温泉へ。
そのあとは2階のフロアで少し涼む。
砂楽の3階には屋上展望休憩所と軽食コーナーもありますよ♪
時間になると、ホテルの送迎バスが迎えにきてくれます。楽ちん笑
送迎の道中は、バスの運転手(ホテルスタッフ)さんがガイドをしてくれたので、移動も楽しかったです。
自分たちだけで行ったらダラダラと過ごしてしまいそうな我が家なので、時間が限られている(指定されている)ホテル送迎パターンで良かったなと思っています。
②ホテルでの砂むし温泉
宿泊先(翌日)の指宿シーサイドホテルで砂むし温泉を体験しました。が、同じくスマホが持ち込めないので、写真がない…。
宿泊料金とは別に、砂むし温泉のチケットをフロントで購入。
指宿シーサイドホテルでは、完全に男女別れて砂むしをやります。
ここが面白かったのは、廊下からガラス越しに、砂むし中の人がみえること。
今回の旅行ではありませんが、今ほどカメラ規制が厳しくなかった数年前の指宿フェニックスホテルでの砂むしの様子(長男&オット)。
ホテル自前の砂むし温泉の場合には、やはり楽ですよね。泊まっているホテル内で完結しますから。
③砂湯里での砂むし温泉(おまけ)
現在は臨時休業中ですが、こちらの様子もご参考まで。
こちらの施設は山川にあるので、指宿の市街地からは少し離れた所にあります。
こんな急な、山を切りたったような道で海岸までおります。この道で合っているのか?と少し不安になる笑
⬆︎は帰り道(上り坂)
こんなこじんまりとした素朴な砂むし温泉施設です。
砂楽とは建物こそ異なりますが、砂むしの流れはほとんど同じです。
南国でのデトックスをぜひ♪
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀