30過ぎくらいの時に、投資に手を出して失敗した経験があります。投資額は他の事でリカバリーできる金額でしたが、かなり痛かったです。その時は大した勉強もせずにえい!と行動に移してしまったのですが、今思うと、正に、若気の至りです。
育休中で少々時間が自由になりますので、基礎から学び直すことにしました。読めば読むほど、開始は早い方が良いように思えますが、何もやらないよりはマシだと思いますので。
それに、息子たちの時代は金融リテラシーが今以上に大切になっているでしょうから、親として正しい知識を持っていれば、良い方向に導けるかもしれません。
投資の入門書として最適だと思います
こちらの勝間和代さんのご著書は、普段、目にする金融用語が、簡単な言葉でわかりやすく説明されています。そして、実践として道筋を教えてくれていますので、まずはこの通りにやってみて良いんじゃないかなと思いました。
ただ、古い本でもありますので、内容も一部、当時のものがあります。しかし、そこを除いても、とてもわかりやすい基本の1冊だと思います。
内容はこんな感じです
私のメモ(備忘録)として、情報をピックアップしてまとめてあります(順不同)。参考程度でどうぞ。
投資信託
- ファンドを小口化したもの
- 多くの投資家から集めたお金をプロが投資する
- 不動産に特化したREIT、海外国債のグロソブなどもある
- 購入時に1〜2%の手数料と、年に1〜2%の信託報酬(維持費)がかかる
- リスク分散のため、分散投資する。手数料のデメリットあっても理にかなっている
- 投資信託には分散投資が予め備わっている
- どれを選ぶかわからない人は、株式、債権、円貨、外貨モノがパッケージとなっているバランス型投資信託が良い
- 急激に上がったものは、急激に下がる可能性あり
- 年間リターンの目安は5%で上出来
ノーロード
売買時に手数料がかからない投資信託。信託報酬はかかる。
インデックス投信
- 手数料が極端に低い
- 「日経225」とは、225種類の株を市場から選びその平均株価を指数化したもの
- 「日経225インデックスファンド」は日経225に近づけるように構成されている
- 手数料が安くて平均的な利回りのものにする。金融面からは金利の低い円貨定期に入れっぱなしよりは、リスクの少ない運用方法
REIT(リート)不動産投資信託
- 主力金融商品になる?!
- 利回り高い
- 一部の借入金の金利が上昇すると、不動産部分の金利が上昇しない
- オフィスビルが供給過剰になり空きが出たり、賃料が下がった時は予定利回りが下がる
グローバルソブリン債(グロソブ債)
- 日本よりも金利が高い各国の政府が発行した債権に分散投資
- 金利差と為替差の両方を享受
- ニュージーランド、オーストラリア等G7に入っていない、債務不履行や政治クーデターが起こりにくいところが狙い目
資産四分法
- 国内債券、国内株、海外債券、海外株に分散
外貨預金
- 外貨預金は2重の手数料がありすすめない。円→外貨、外貨→円、それぞれ片道に50銭〜1円のスプレッド(買値と売値の価格差)がかかる
FX
- 外貨預金よりはFXをすすめる
- 一定の証拠金でその何十倍かの外貨を買う
- スワップポイントとは、通貨の交換をする際に生じる金利格差のポイント
- 1ドルの買いにつき利息は1日1銭ちょい→1年間で約5円の金利がつく。3〜4円の円高でも損しない
- 店頭より取引所取引の方が手数料が安い。くりっく365
FXのメリット
- 手数料が外貨預金より小さい
- 市中金利がそのまま適用されるので、定期より高い
- 少ない元本で多くの外貨を買うのと同じ効果が得られる
ただし、為替の動きは誰にもわからない。
株
- 個人が機関投資家に勝つには、デイトレードのような小回りで小さく設けるか、中小型のバリュー株と言われる小さ過ぎる株を買うことぐらい
- 株式に投資する割合を決め、その中で株式のインデックス(市場平均値)に連動した投資信託や上場株式(ETE)を買う←自分で判断せずに投資する
私は2回読み直しました。