病院ネタが続きます。
昨年の夏の終わり頃、3歳次男を保育園に迎えに行くと、先生から声をかけられました。
今日着替えている時に、胸のあたりの骨が出ていることに気付きました。一度、診てもらってください。
よく見ると、次男の右胸のあたりの骨が全体的に突き出ている感じでした。
毎日見ているのに、気付きませんでした…。
大学病院での診断
早速、かかりつけ医に診てもらうと、大学病院に紹介状を書いてくださいました。
そして、予約を取り大学病院の整形外科へ。
(余談ですが、大学病院受付で紹介状の中身がチラリと見えたのですが、とても独特な言葉を使っていて、医学の閉ざされている世界感がひしひしと伝わってきました。そんなことない?)
レントゲンを撮り、診察室に向かいました。
診断の結果は、
側湾症が始まっている。
酷くなると手術が必要だが、そんなに大した病気ではありません。
ただし、長期に渡って経過観察していく必要があるため、次回からは専門のところで見てもらってください。
と、別の科の予約を取ることになりました。
側湾症とは
私はここで初めて知ったのですが、そくわん症とは、
- 本来まっすぐな背骨が、曲がってしまう病気
⬇︎こんなイメージ。
- おそらく遺伝と言われているが、その原因はまだよくわかっていない。
- 10歳頃からの成長期あたりに発症することが多く、女子に多い。
- 側湾症の確率は1%程度。
- 学校での集団検診もあるので、長男は診てもらいましたが、大丈夫でした。
次男は、生後4か月検診で頭の形について紹介状をもらい、国立成育医療研究センターに通院した過去があります。
CT検査までした変な頭の形が発達に影響を与えないか心配したが1歳半健診は無事クリア - 🍀tue-noie
観察を続け、頭は結果的には何事もなかったのですが、今回、また骨か〜と、結構凹みました。
とは言え、普段は、いつも通りに過ごして良いのだそう。(何もすることがない。不思議。)
想定外の結末
そして、2回目の診察が、先日ありました。
次男は4歳になってます。
今度は、脊椎何とかセンター。(⬅︎テキトー)
また、まずはレントゲン室へ。
お母さんも手伝って下さいねと言われて、そばで待機していたのですが、次男は大人しく任務完了。
褒められた次男はご満悦でした。笑
そして、いよいよ診察室へ。
入るなり先生が一言。
この写真を見る限りは、何ともないですねぇ。
へ?
側湾症では無いです。
へ?
念のため、次男をお辞儀の体勢にさせ、背骨も触って確認しました。
側湾症では、ないですねー。
胸の出っ張りは、成長過程で出たもの。そのうち治ります。
前回、側湾症と言われたので…良かったです!
嬉しい誤算でした。
原因はわかっていないのですが、遺伝の可能性もあるので、お父さんお母さんも診てみましょう。
まずは私。
特に問題なし!
そしてオット。
ん? お父さん、側湾症ですね。
は?
2人で目が点になりました。
次男の側湾症が心配で受診したのに、その次男は何事もなく、オットが側湾症との診断を受ける結果となりました(*≧∀≦*)
軽度の側湾症の場合には、こうやって気付かずに、大人になっている人が一定数いるのだそうです。
となると、診断も少々変わるので、定期的に背中チェックをし、特に10歳頃からの思春期のあたりは注意してみてくださいとのことでした。
チェック時の体勢はこんな感じです。モデルは次男。
本当は、耳にくっつけるように、もっとまっすぐ手を伸ばします。
こんな風にして、時々、みんなでチェックしようと思います。
側湾症になったら注意すること
オットが側湾症、次男が側湾症リスク有りということで、気を付けるべきこと4つを医師が教えてくださいました。
- 喫煙をしない
- 肥満にならない
- 腹筋をつける
- 職業に気をつける(スポーツ選手や引越し屋さんは避ける)
オットはまあ良いとして(笑)、子どもたちのことは、気にしてあげよう。
感想
医師によって、こんなにも診断が異なるのかと、正直驚きました。
半年間あけての診察ですが、この半年で次男の様子が変わったとは思えませんし、むしろ、胸の出っ張りはもっとハッキリしてきたように思っていました。
専門の先生に見てもらうことって大事なんですね。
それと…大学病院って、何でこんなに待ち時間が長いのでしょう。
15:30の予約で、診察は18:10。実に3時間。
時間で予約を取っているんですけどね…。
最後の方は飽きて、少しだけ落ち着きがなくなってきましたが、概ね静かに待っていた、お利口さんな次男でした。⬅︎親バカ。笑
たくさん褒めてあげました。
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀