財布の寿命は1000日と言われている
あんなに気合いを入れて買ったボッテガとコムサの財布も、気付けば1000日以上経過。
そして、会社で異動してからは、ずっと不幸しか感じていないし(仕事においては)、気分転換が必要だ。
長男が大学に進学したらもっとお金がかかる。次男はまだ小学生。我が家は定年後も次男の教育費が必要。
もしハイブランドの財布を買うなら、今しかないかも?
という考えが、頭の中でちらつきました。
どうせ買うなら、もう二度と手が出せないブランドにしたい。
王道と言えば、ヴィトン。
だけど、私はヴィトンというタイプでもない。
似合わなそう笑
そんなことを思いながらネットサーフィンしていたら、とてもかわいいものと巡り逢いました。
プラダの財布♡
アンハサウェイが主演のプラダを着た悪魔がおもしろく、この映画を見て、プラダをひとつくらいは、いつか持ってみたいと密かに憧れていたのもあると思う。
プラダの財布にかわいいラインナップがたくさんある中で、一際輝くめっちゃかわいいピンクの財布に目が止まりました。
これに決めた!
長文ですm(_ _)m
プラダのフラッグシップ店で買う
さて、このプラダの財布はどこで買うか。
偽物もありそうだから、気を付けて買う必要がある。
ボッテガのようにちょうどほしいものがアウトレットにあれば良いのだけれど(アウトレットも直営だから)、
私がほしいプラダの財布は現行モデルだからアウトレットでは手に入らない。
そもそもプラダのアウトレットって、普段使いできなさそうな奇抜なものが多いイメージ。
こんなに奮発して買うのだから(私比)、無機質なオンライン購入よりも、店舗で買ってみるのも一案。
プラダの店舗。
デパートの一角にあるプラダではなく、プラダの店舗。
プラダの路面店…。
早速、ネット上の口コミをチェック。
ふむふむ。
さすがにちょー大金持ちを相手にするだけあって、一般ピープルはぞんざいに扱われる時があるのね。
私にとっては、大枚をはたいて買う商品だから、高ビーな奴から買って気分悪くなるよりは、人柄の良さそうな人から気持ちよく買った方が良い。
だけど、私がハイブランドをアウトレット以外で買うことなんて、もうこの先、死ぬまでないだろう。
ということで、プラダの路面店で買うことを一大決心しました。
世の中には半端ない金持ちがいて、プラダ側からしたら、私なんて、煌びやかで華やかな蝶々の群れに迷い込んだ虫ケラのような存在。
そんな所に飛び込むのですから、一大決心にもなりますよ笑
プラダの路面店と言えば、青山か銀座。
私が青山(表参道)に行ったのは若かりし日の30年前?笑
そろそろ表参道も良いか!
と、こんな理由でプラダ青山店@表参道に行くことにしました。
プラダ青山店は、日本国内でのフラッグシップ店。
⬆︎コーンと緑のネットは何なん?笑
ビルの設計は、北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」を設計した、スイスの建築家ユニット ヘルツォーク&ド・ムーロン。
6階建てのプラダビルです。
手に入るうちに
買いたいものと、買う場所は決まった。
じゃ、いつ買いに行く?
春財布は縁起が良いと言われているので、前回のボッテガの時にはそうしたのだけれど、
今年の1〜4月は会社のゴタゴタでそれどころではなく…ようやく5月に買いに行けそう。
そう思って、再びプラダのサイトを確認すると、欲しかった色が売り切れてました。
一生に一度と思って買うのだから、妥協するのはイヤ。
プラダサイトのチャットで確認するも、再入荷は未定とのこと。
じゃあ、残念だけど、諦めよう…。
ところが。
少々がっかりしながらも、数日間、かわいい財布だったなぁとサイトをチェックしていると、私がほしかったピンクがあるではありませんか!
財布の形は微妙に違うものだけど、欲しかったピンク。
このピンクが売り切れる前に買いに行こう!
と、早速、翌日の日曜日にはプラダに向かいました。
子連れプラダ
前々から、プラダに行きたいんだ〜と家族の耳には入れておきました。
私:明日、表参道のプラダに行くからね!
次男:わかった!
おそらくなんだかよくわかっていないが笑、おしゃれスポットは好きな次男。
長男:そんな所行きたくない。
服飾に全く興味のない長男。高級、オシャレの類いも苦手。
ハイブランドの路面店にひとりで行くのも緊張するのに、そこに子どもまで連れていく理由。
100均大好きな我が家だけれども、
大人になって、いつか、ママと一緒に、青山のプラダに買いに行ったなぁと思い出してほしい。
子どもたちの思い出に残るよう見せておきたかったからです。
我ながら、なんでわざわざこんなにハードルをあげているんだ?と思いましたが笑。
心構えと準備
長男・次男にしっかりと言い聞かせました。
プラダに行くのは社会勉強だと思ってほしい。
庶民を見下した、人としては最低なスタッフに遭遇するかもしれない。
その時は悔しいと思うかもしれないけど、世の中にはそんな奴も存在することを知ってほしい。
自分が大人になったら、そんな世界には一切近づかないようにするか、それとも大金持ちになってそんな世界でブイブイ言わせるのか、どちらも、それ以外も自由。
よく考えてみて。
プラダに躊躇していた長男も、この話を聞いて少し心が傾いたよう。どんなんか見てみたいと思ったみたいです。
そして、もうひとつ肝心なものは、身なり。
プラダや表参道に着ていく服なんて我が家にはないよ?笑
でもそれでは困るので、兄弟には、一張羅を引っ張り出してきました。
去年、義母に買ってもらったラルフローレンのポロシャツ。
オットも、いつ買ったのかもうわからないような遥か昔に義母が買ったラルフローレンのシャツ。
私のオフは、最近はユニクロが多いので、仕方なく会社着を引っ張り出しました。
でも、会社チックにならないように気を付ける。大した服でもないのだが。
で、1番困ったのが、靴でした。
あー、もう、我が家には足に馴染みすぎたスニーカーしかないから😆
特に、次男。公園で遊ぶようになり、白いスニーカーが薄汚れている。
結局、次男だけピアノ発表会で履いたイオンのローファーにして、それ以外のメンバーはいつものスニーカーにしてしまいました。
思っていたのと違う
プラダビルに近づくと、ガラスの壁から中が見える。
地下も見える。
入口はこちらです⬇︎ クリーム色で囲まれた所。
ドキドキ緊張しながら中に入ると、すぐにスタッフさんから声を掛けられました。
客には必ずスタッフさんが付くようです。
我が家がほしいのは財布。
レディースの財布はエントランスから入ってすぐの所でした。
うわ🩷 生プラダ🩷 か、かわいい🩷
どうぞ、触ってみてください。
え?良いんですか?
もちろんです、どうぞ。
あれ?思っていたのと違う。普通にコミュニケーションが取れる。しかも、良い感じ♪
このピンクの財布をください♪
では、あちらのソファに座ってお待ちください。
購入した者だけが、座ることを許されるプラダ店舗内のソファ。違うかもだけど。
プラダで、お客様扱いされている。夢のような時間。
でも、靴を脱いでリラックスしようとする次男。自由に育て過ぎたか?笑
即座に制止。笑
そうしてやってきたのがこちら⬇︎
舞い上がりました🦋 笑
プラダ、買っちゃったー♪
絶対に本物^ ^
桁違いのお金持ち
我が家がプラダビルに入ろうとした時、ベントレーがプラダ駐車場に入ってきました。
この地で平置きの駐車場って。さすがプラダ。
車のお値段、2000〜4000万円ほど。
我が家以外のお客様。数組。
もう、見るからに、お召し物が全く違う。高そうなのが、庶民の我が家からしても一目瞭然。
プラダの売り場のフロアはオフィシャルにはB1〜4Fなのですが、一般にはオープンにされていないシークレットの6Fがあるようでした。
そこから出てきた人。もうオーラが凄すぎ。
芸能人かなー?なんて、まじまじと観察してしまいました。笑
世の中には、こういう人たちの世界があって、プラダにはこういう人たちが来るんだなー。
勘違いしてはいけない
昔、IT社長が、Tシャツ&ジーンズで億ションを買いにくると話題になっていました。
おそらく、人気ユーチューバーなんかも、カジュアルな服装で来て、高額品をポーンと買うのでしょう。
だけど、それを鵜呑みにして、ユニクロやしまむらを来て、このお金持ちの世界に足を踏み入れてはなりません。
こんなカジュアルな服装でも、めちゃ高級品だったりしますから。
我が家がプラダにいる時に、Tシャツ短パン姿のひとりの若者が入ってきましたが、それはそれは高そうな高級品をまとっているように見えましたし、かなりのオシャレさんでした。
無料の5Fギャラリー
上述の通り、プラダの商品フロアはB1〜4Fと、シークレットの6F。
残りの5Fはというと、ギャラリーになっています。
時期によって展示内容は異なります。
お土産として懐かしのカセットテープ。
だけど、LINEで内容が聞けるようになっています。
これも演出のひとつ。
こーんなにゆったりとスペースを使った展覧会。
場所を考えると、とても贅沢ですね。
なお、こちらのプラダギャラリーは、無料でどなたでもご覧いただくことが可能です。
ただし、5Fに向かうエレベーターは、プラダのお客が使うものと同じで、売り場の中にあります。
ギャラリー目的だけで訪れても、スタッフさんは親切に対応してくれますが、やっぱりプラダ内は空気感は違うので、身なり等は気を付けた方が良いと思いました。
感想
プラダビルに入る瞬間はとてもドキドキしました。私の気持ちのせいもあるかもしれませんが、私がいつもいる空間とは空気感が全く違うと感じました。
こんな世界があるのかと。
思っていたのとは違って、スタッフさんはみんな、わりと気さくな感じがしましたが、それでも外見への視線の厳しさは感じました。
全身、しっかりとみられてる。
野山での昆虫採集が好きな長男にはやはり合わなかったらしく、プラダの中で少々体調が悪くなってしまうというハプニングが起きてしまったくらいです。
でも、我が家に付いてくれた女性スタッフさん(30代?)は、幸いにも、普通に?良い人だったので、
結果的には、良い人から、良い買い物ができた♪
というのが今回のプラダ物語の感想でした。
全ては私の偏見だったのかもしれません。
子どもたちも、特に邪険にもされませんでした。
それと、純粋に、プラダを手に入れて嬉しかったです。わーい、わーい🙌
プラダの財布を持つだけで、自分が高められているように思えます。
自分を大事にすることって、やはり大事なんですね。
我が家の兄弟も、プラダに行って、楽しかった♪と言ってくれました♡
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀