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【子ども】うんちが出そうで出ない時の対処法

もうすぐ6歳の次男が、トイレで大泣き。

 

そんな次男を目の前にどうすることもできなく途方に暮れたのですが、何とか窮地を脱しました。

どなたかのお役に立てるよう、その時の対処法を記録しておきたいと思います。

 

今回の記事での「うんちが出そうで出ない時」というのは、便意があるにもかかわらず、肛門よりも大きな硬い便が、肛門で引っかかってしまって、出ない状態のことです。

 

なお、内容的に、排泄に関する直接的な表現が多用されますので、苦手な方はご遠慮ください。

 

 

出先でトイレに行きたくなる

数か月振りの私のヘアカットに付き添った次男。大人しく良い子で待つことができたので、ご褒美にダイソーでオモチャを買ってあげることにしました。

 

気に入ったものを2つ買ってもらってご満悦な次男でしたが、帰宅途中「うんち」と。

ここから急いで帰っても10分はかかる。お店で言ってくれたら良かったのに…。(子供あるある)

 

小走りで自宅に向かうことにしました。

 

エレベーター内でジャンバーを脱ぎ、家の中に入ったらダッシュでトイレに直行。

 

あ〜間に合って良かった〜。

 

と安堵のため息をつきました。

 

 

痛くて大泣きする次男

だけど、待てど暮らせど次男はトイレから出てこない。遅いな〜と思っていたら、

 

ママ〜、うんちが出そうで出ない。助けて! 

 

と次男の叫ぶ声。

 

ゆっくり時間を掛けて良いから、もう少し頑張ってみて

 

うんち出たいのに、出ない。

 

わーんと泣き出しました。

 

痛いよ〜。ママ、うんち引っ張って出して! 死んじゃうよ〜。ママ! ママ!

 

次男は大泣きに変わり、目からは大粒の涙がボロボロとこぼれ落ちてました。

 

次男の肛門を見ると、確かに便が覗いている。肛門から少しだけ見える便は、まさに、よく例えとして使われる、氷山の一角という感じでした。

 

私も経験がありました。

次男がお腹にいる頃、便秘がちだった私は、ある日便意を催してトイレへ。だけど、便秘で硬くなっている便はなかなか出てこない。

 

便意で肛門から外に出ようとする便。だけど肛門に引っかかって出ることができない便。

 

押されるけど出ないその状態は、肛門が張り裂けてしまいそうな恐怖や痛みと共に、とても苦しいというのが、まさにピッタリな表現でした。

思いっきり力を入れるとお腹の中の次男が出てきてしまいそうで怖くて、とてももどかしい思いをしました。

 

あの苦しさを、今、次男が経験している。

そりゃ大泣きするわな。

 

 

次男に言われた通り、トイレットペーパーを使って、次男の便を肛門から取り出そうとしました。

しかし、トイレットペーパーが肛門に触るだけで、痛い!と叫ぶ次男。

肛門には触らせなくなりました。

 

どうすることもできなく、外出中のオットに電話。幸いにも、もう自宅近くまで来ているとのこと。

そして、ほんの数分後にオットが帰宅しました。

 

ここでオットとバトンタッチ。

 

私は次男から離れ、藁にもすがる思いで、ダイヤル#8000に電話しました。


☝️♯8000:

全国統一番号の子ども医療電話相談。

休日・夜間の子どもの急な発熱やケガなどの症状について、家庭での対処法や医療機関の受診について、小児科医師・看護師に電話で相談できます。

相談料はかからないけど、通常の通話料がかかる。

 

 

看護師アドバイスの対処法

状況を説明したところ、以下の4つ方法について、アドバイスがありました。

 

 

①油分で肛門の皮膚を柔らかくする。

 

➡︎ビニール手袋を付け、オリーブオイルかワセリンを肛門付近に塗ると、油分が肛門の皮膚に入り込む。すると皮膚が柔らかくなり、便が出やすくなる。

 

 

②指で便の一部をほじくり出す。

 

➡︎ビニール手袋を付け、指で肛門内の便を少しずつほじくりだすと、肛門内の便の形が変形し、便が出やすくなる。

 

 

③肛門と股間の間を指で押す。

 

➡︎この場所を押すことによって、肛門内の便の形が変わり、便が出やすくなる。

 

 

④浣腸を使う

 

➡︎便は肛門付近まで降りてきているが、そこに浣腸をすることによって浣腸の液が効き、肛門内の便が変形して、便が出やすくなる。ただし、これは薬が効くまで少し時間がかかる。

 

 

なお、医者に連れていっても、上記と同じことをするだけであり、この状態の次男を動かす方が負担が大きいので、受診は必要ないということでした。

 

また、泣いても仕方がないので、躊躇することなくやってほしいとも。

 

 

すぐに、電話の内容をオットに伝えました。

 

 

実際に我が家がやった対応

#8000の看護師が言っていたのは、要は、肛門で引っかかってしまった便の形を変えれば良いということ。

 

手で肛門に触ると大泣き・大騒ぎする次男ですので、我が家は綿棒を使うことにしました。

 

トイレに座ったままだと、対応しずらいので、まずは次男をトイレ前の廊下に、足を曲げて横にならせました。

自力では歩けなかったので、新聞紙を敷いた床に抱っこで移動。上半身の下にはブランケットを挟みました。

 

  1. まずは、痛がる次男をよそに肛門にワセリンをぬる。
  2. 念の為、綿棒にワセリンをたっぷり絡ませて、肛門から見えている便をほじくる。

 

この頃になると、ずっと便意が続いているわけではなく、落ち着く瞬間があるので、その時を狙って、肛門には触れないように注意を払いながら綿棒でほじくりました。

 

 

何度かやっていると、

うんちでる

と。

 

再度、便座に座らせたところ、そこで、念願の排泄が実現しました。

 

 

あんなに泣き叫んで、ぐったりしていた次男ですが、うんちがでた瞬間から元気を取り戻し、さっさとリビングへと消えて行きました。

 

実際のところ、綿棒で便の一部を取り出すことは不可能でしたので、ほじくることによって、肛門内の便の形が変形したのが、排泄可能となった理由かなと思います。

(ちなみに、綿棒はオットが担当しました)

 

 

幸運が重なった

こんな目にあった次男は、「今日は運が悪かった」と何度も言っていましたが、私的にはいくつかの幸運が重なったと思っています。

 

  • ダイソーからの帰り道、便意を催した次男に、お店に戻ろうと言っていたら…。

1時間も店のトイレに篭ることになっていたと思います。横にならせることもできなかったし、綿棒もなかったし。解決までもっと時間がかかったかも知れません。

 

  • 日曜日じゃなかったら…。

#8000は、通常の病院がお休みの、夜間や休日に使えます。平日だったらどこにアドバイスを求めることができたんだろう。

かかりつけ医だったら、連れてきて下さいとしか言われなかったと思う。

(どうやって連れてく?)

 

  • オットがすぐに帰宅できなかったら…。

オットに電話も繋がらず、帰宅も遅かったら、次男と私は一体どうなっていたのでしょう…。

私はビビリなので、こういう時、率先して手を動かせないのです。

 

 

私の大殺界は終わったはずなのに〜

の我が家は、こうやってトラブルが続くのでした。

 

 

次男のその後

さっさとリビングに消えて、遊び始めた次男ですが、一方で、周りは結構クタクタでした。

げっそりしてリビングに向かうと

 

うんちが出たのはみんなのおかげだよ

 

こういうところが、次男坊は要領が良いんだよなー。笑

 

ねぎらいの言葉に、みんな一瞬にして救われてしまいました。

 

 

そして、

夜寝る時、次男と私が一緒に横になっていると、

 

あのダイソーのおもちゃ、持って来てもらったから、あの時、僕、すごく元気になったんだよ

 

と、こそっと私に言いました。

 

次男がトイレで苦しんでいる時、買ったばかりの次男のおもちゃを、次男から見えるようにトイレの入口まで持って行ったのです。

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本当は、帰宅したらすぐ遊ぶはずだったのに、こんなことになって遊べなかったから、少しでも近くに置いてあげようと…。

 

そういうのを、ちゃんと感じとって、後からお礼を言うかわいい奴なのでした。

 

ちなみにこのバス車内用の降りますボタン。

降りますではなく、困りますです。笑

 

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀