2019年の年末に鹿児島に家族旅行に行きました。5泊6日の旅でしたので、費用はなるべくおさえたい。霧島では旅行人山荘に宿泊することが多い我が家ですが、初めて【霧島温泉 旅の湯】に宿泊してみることにしました。
理由は、温泉に入れた上に、とてもリーズナブルな宿泊費だったからです。
我が家が利用したプチハウスを中心に、旅の湯を徹底?紹介したいと思います。
リーズナブルな宿泊料金設定
旅の湯には現在、
- ログハウス、プチハウスの一軒家タイプと
- 湯治長屋 (和室のみ、洗面・トイレ・炊事場共同のいわゆる湯治場)
の2種類の部屋タイプがあります。
オートキャンプ場もありましたが、現在は地熱発電の工事のため閉鎖中(再開未定)です。
我が家が宿泊したのは、プチハウス(素泊まり)ですが、その宿泊料金が決めてとなりました。
プチハウス(素泊まり)料金 大人1名
- 平日4,500円、休前日5,000円
- 消費税(10%)込み
- 子供(4歳~小学生)は大人料金の半額
- 3歳以下は無料
- 浴衣・タオル・歯ブラシ等は付属なし
我が家(オット・私・10歳長男・2歳次男)は、楽天トラベル経由での宿泊予約(2019年末の平日)で、ジャスト10,000円(税込)でした。施設直予約よりはちょっとお得でしたね。
※他の部屋タイプの料金は旅の湯公式サイト↓をご確認ください。
プチハウス外観と中の様子
外観と中
我が家は「ぱんじ〜」というプチハウスが割当てられました。まずは外観から。
中は広々でした。
玄関を入ると、小さな玄関ホール?があり、その奥に広めのリビング、ダイニング、寝室と続きます。
ダイニングは、3方向がガラス戸ですので、リビングからも寝室からも、家族や部屋の様子を伺うことができます。
リビングは軽く8畳〜くらいはありそうなお部屋です。天井が高く、出窓もあるので、さらに広々感があります。「ぱんじ〜」は、リビングに冷蔵庫がありました。笑
ダイニングは、3方向がガラス戸なので、ダイニングからはリビングにもダイニングにも移動も、通り抜けもできるので、使い勝手抜群です。
このガラス戸もまた、部屋を広々と見せるのに一役かっていると思います。
寝室は、シングルベッドが3つと2段ベッドが1つあるので、5人は宿泊OKですね。
子供の頃の合宿を彷彿とさせます。
ベビーチェアもありましたので、次男に使わせて頂きましたm(_ _)m
洗面所とトイレ。普通に綺麗に掃除されています。
浴室は、使用禁止です。中のタイルは壊れたままですので、使える状態ではなかったです。
十分に準備された暖房器具
同じ霧島市でも、旅の湯がある霧島は標高がとても高いので(700m)、冬は寒いです。それプラス宿泊当日はとても寒い日でした。
ですが、暖房器具が十分に準備されていましたので、全ての器具を駆使すれば、プチハウス1軒でも、中はポカポカでした。
リビングのガスストーブとホットカーペット↓
ここでポカポカ。
リビングにはエアコンも完備。
寝室のガスストーブと、ベッドには電気毛布↓
我が家は、電気毛布は付けずに、リビングのエアコンのみ付けて眠りましたが、寒くはなかったです。
なお、翌朝はマイナス1度。外の水たまりが凍っていました。南国鹿児島と言えども、冬は東京より寒くなる場所あります。笑
逆に夏は、扇風機メインで、なんとか暑さをしのげるのかもしれません。リビングにエアコンもあるので、心配は無用ですが。
扇風機はリビングと寝室に1つずつあります。
広い敷地
雰囲気ある受付棟
旅の湯に到着して、チェックインのために一番最初にお世話になる場所ですね。
中はこんなに山荘感満載で、とても良い雰囲気です。
囲炉裏テーブルや、ちょっとしたお土産も。
受付には、温泉蒸しタマゴが1つ50円で売られていました。もちろん買いましたよ♪
↓こんな大きなストーブ?ピザ窯?もありました(写真右)。
野趣あふれる温泉
受付棟に入り、奥に進むと、温泉に続く屋外に出ます。
素敵な景色ですよね。湯けむりをみながら、ここでゆっくりするのも良いかもしれません。
さらに進むと男湯があります。↓写真右側の扉です。
さらにそこを進むと屋根付き道があり、その先に女湯があります。
入口の扉を開けると、こんなワイルド?な空間が広がります。タイムスリップした感じ?笑
ベビーベッド、お手洗いあります。鍵付きロッカーもあります。
待望の温泉! 本当に野趣あふれる感じですよね。湯量も豊富で、とても贅沢です。
内湯の雰囲気があまりにも良かったので、露天にはほとんど出ていません。笑
写真には写っていませんが、温泉の蒸気を利用した天然サウナもあります。温度が45度前後らしいので、初心者やサウナが苦手な人でも安心ですね。
あと、露天風呂もありました。
脱衣場の端には、↓こんな階段が。
上ってみると、またこんな雰囲気のあるステキな休憩所がありました。こんな2階の休憩所は女湯にかないそうですよ♪
温泉成分表。
泉質はアルカリ単純泉で、無色透明・無味無臭のサラリとした温泉です。
お食事処
受付を過ぎ、温泉に行く途中にあります。↑の左、障子のところから、靴を脱いで上がります。
旅の湯の宿泊者のお食事は、こちらですることになります。
オットと長男は部屋で食べたので、私のみお食事処で食べる予定でしたが、結局、家族全員がこちらで食べることになりました。
↑私が注文した黒豚生姜焼き定食1600円なり〜♪
メニューはこちら↑
オットと長男が部屋で食べたのはこちら↑
秋太郎とは、鹿児島で獲れるバショウカジキ。鹿児島に秋を知らせる魚だそうで、脂がのって美味しくて、人気があるそう。
これをスーパーでゲット!
鹿児島でしか食べられない食材!!
カップラーメンも九州っぽいやつを。笑
その他
湯治長屋↓ 受付棟の前にあります。
↓受付棟から、プチハウスに行く途中にあるログハウス群。
↓貸切風呂のある茅葺きハウス。プチハウスの近くにあります。
現在閉鎖中のオートキャンプ場の横に、無料で使える蒸し場があるようなんです。今回はあまりの寒さに散策はしなかったのですが、もし使えるなら、食材の持ち込みは自由なので、楽しい体験ができますね。
絶景の桜島ビュー
何度見ても素晴らしい桜島。旅の湯からも、しっかり見ることができますよ。
(寒かったので、車の中から)
プチハウスから受付棟までは車移動
↓が旅の湯の全体見取り図です。
図の中心にあるのが受付棟で、右下にある小さい四角がプチハウス群です。
受付棟からプチハウスまでは、車移動(1分)が便利です。
旅の湯の水事情
旅の湯の水道からでる水は飲用禁止です。その代わりに、旅の湯で販売しているアルカリイオン水「きりしま」が置いてありますので、それを自由に使うことが可能です。写真撮り忘れた〜💦
水が無くなったら、受付に連絡すればすぐに補充していただけるそうです。
我が家は2歳児次男がいるので、安全をみて、次男の歯磨きなどにも使わせていただきました。
上述のカップラーメンは、この「きりしま」をやかんで沸騰して使いました。
なお、食器棚には、各種お皿・コップがきれいに並べられて入っていますので、自由使ってOKです。
受付棟入口の右側では、温泉も販売されています。地元の方が、結構、買いにいらしてました。
アクセスと携帯電波
旅の湯は、結構?山の中にあります。
霧島はお茶の産地でもありますから、その茶畑を見ながら、さらに進んで行きます。
どんどんと、↓こんな細い道を進んで行きます。舗装されているのが幸いですね。
↓こんな山の中をグングンと進んで行きます。
↓の門が見えたら、旅の湯到着です。
周りには、他の建物は無いと思ってください。山の中にポツンという感じです。
肝心の携帯の電波ですが…ダメでした。
オットのソフトバンク、私のワイモバイル、使えませんでした。適当なことは言えませんが、auとかが強いんですかね…。わかりません…。
たまには、スマホから離れた生活を満喫されてはいかがでしょうか。
他の宿泊客
もしかしたら、客は我が家だけかなと思っていたのですが、他にもいましたよ。
プチハウス利用の外国人グループ、湯治長屋に宿泊の男性2人組。
夜には気がつかなかったのですが、1歳くらいの赤ちゃん連れのファミリーもいたようです。
翌朝の温泉で一緒になりました。
感想
霧島ではいつも、温泉旅館に宿泊する我が家。そんなイメージの霧島でしたが、今回、ロッジのようなプチハウスに宿泊することができて、とても新鮮でした。
何よりも、旅館に泊まるよりは広い一軒家ですから、子どもたちが走り回って大喜びでした。しかも、一軒家だから、騒音をそれほど気にする必要もないですから。
部屋にベビーチェアがあったり、お風呂にベビーベッドがあったり、小さな子連れファミリーにも優しく、とてもオススメですね。
気候の良い季節に宿泊すれば、もっと楽しいこと間違いなしだと思います。
なお、夏場にカブトムシが飛んでくるか尋ねてみたところ、ほとんど来ないとのことでした。残念!
道中、杉の木が多かったですしね。笑
霧島温泉 旅の湯
住所:〒899-6602 鹿児島県霧島市牧園町三体堂1824-41
電話番号:0995-76-9336
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀