先月の人事異動以後、新業務では頻繁に英語を使うようになりました。かなり忘れているので、自分のiPhoneを片手に検索しながら、業務を進めています。
iPhoneで検索して、会社PCで本文を書くみたいな2台使いですね。遥かに効率的です。笑
そんな感じで、いつものようにiPhoneのSafari(検索ブラウザ)で検索していると、
ハッカーが監視
との警告が表示されました。
こんなのが出たら、怖いですよね。
ハッキング警告への対処法
ですが、結論から先に言います。
これは、
詐欺
です。
2分以内に対処しなければ、身元が明かされ、閲覧履歴や写真が全て連絡先に送信される
との説明があり、
問題の解決方法として、アプリのインストールを促してます。
そして最終的には、本物のApple Storeに誘導されて、
⬇︎のアプリにたどり着きました。
このアプリの中身は、
課金を目的とした詐欺的な内容
と推測されますが、
ここまで来る間に、何かのIDやクレジットカード番号の入力を促されることはありませんでした。
アプリへの誘導警告?
みたいなもののようです。
ですので、この警告が出ても
何もしなくて良い
です。
完全無視でOK
です。
私は、アプリインストールの一歩手前で留まりましたが、万一、インストールしてしまったとしても、課金をせずに、すぐにアンインストールすれば問題はないようです。
(インストールの手前まで進んでしまっても、特に問題はありませんでした。)
本当のハッキングの時はどうなる?
2分以内の時間制限で、追い込みながら何かをさせようというのが引っ掛かりはしましたが、これを見た瞬間はとても焦ったし、少々パニック状態になったのも事実です。笑
それは、iPhone本体のiOSが、厳重なセキュリティが施されていることに安心しきっていて、本当にハッキングされている場合にどうなるのかを、ちゃんとおさえていなかったからです。
本当にハッキングされている場合には、
iPhoneから
- 他のデバイスからのログイン
- 知らないメールアドレスへのFaceTime、iCloud、iMessageの追加
などのお知らせ通知が届きます。
つまり、今回のような
ブラウザからの警告のみではない
ということです。
これがしっかりと頭に入っていれば、私もワタワタしなくて済んだのかもしれませんね。
ただ、この詐欺警告では、
「iOSデバイスに関する重要な通知」
というメッセージも出てきて、iPhoneのオフィシャルな通知と関連性があるように見せ掛けていますので、これに惑わされないよう、注意も必要です。
Appleのセキュリティ強化
ユーザー視点では、こんな危険なアプリを、公式ストアであるApple Storeに置いて欲しくないと思いますよね。
ネットで調べたところによると、2021年4月リリースのiOS14.5で、Appleはユーザーの個人情報の取扱いに関し、アプリに対する規制を更に強化しました。
(規制を満たさないとApple Storeで配布できない。)
ですが、さっさとこのような規制をくぐり抜けてしまうグレーなアプリは実際には存在してしまうようです。
やはり、自己防衛は必要なようですね。
対処法のまとめ
- Safari(検索ブラウザ)からのハッキング警告がきても、完全に無視。
- 本物のハッキングの場合には、iPhoneから通知がある
あとは、よく知らないものに対して、むやみに個人情報、クレジットカード番号、ID番号などは入力しないのは、鉄則です。
ただ、実際にこういう警告をもらうと、頭ではわかっていると思っていても、案外、パニックに陥ります。笑
慌てて自己判断で進める前に、ひと呼吸置いて、周りに聞いてみるのもひとつの方法かもしれませんね。
仕事でITをやるオットも、会社のIT得意な若いやつも、即答でした。
「無視❗️」
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀