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中学生と小学生の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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長男お友達への手紙に航空書簡を使いました

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初めての女子のお友達が海外へ

長男が2年生の時のお友達Aちゃんが、3年生に進級するタイミングでお父様の海外赴任先であるシンガポールに行ってしまいました。

Aちゃんとは2年生で同じクラスになり、席が隣になったのをキッカケに話をするようになったようです。長男はとてもシャイなところがあり男の子としか遊んでいなかったのですが、初めて女の子の友達ができたのが嬉しかったのか、家ではいつもAちゃんの話をしていました。そして数ヶ月が経過し、海外に行ってしまうことを聞いた長男。驚いたのと同時にとても寂しそうでした。

そのような長男に対し、海外赴任であれば4年後くらいにまた日本に戻ってくると思うから、永遠のお別れではない旨を説明し、手紙を出してみることを提案してみました。すると長男は、「出す!」と即答しました。

急いで住所を教えてもらう

3月最後の保護者会で海外赴任のお知らせがあり4月の頭には引っ越しをすると聞きましたので、もうあまり時間はありません。直ぐに行動に移る必要があります。親同士は全くお互いを知りませんでしたので、まずは、長男がAちゃんに尋ねてみることにしました。そして翌日、まだ決まっていないと回答がありました。もうすぐ引っ越しなのに決まっていないはずはないので、ご両親は教えたくないのかなと思いましたが、思い切って、クラスのライングループに登録されているAちゃんのお母様に連絡を取ってみました。

2年の2学期に、世の中にはとても怖いお母さんが本当に存在するんだなという経験をしましたので、どんな返事がくるのか、はたまたスルーされるのか、とてもドキドキしましたが…快く住所を教えてくれました!

こちらからはお礼と共に3年生になって落ち着いた頃に手紙を出すことをお伝えしました。

便利でお得な航空書簡で送ることにしました

私が大学の時にはEメールなどはなく、海外の友人とはエアメールのやり取りが一般的でしたが、あれから20年以上経過しています。どうやるんだっけ??? そう言えば、封筒と便箋が一体になった、料金がお得なものがあったような…郵便局の窓口で尋ねてみることにしました。

郵便局も知らなかった航空書簡

私「封筒と便箋が一体になった、ミニレターの海外送付版のようなものありますか?」

ちなみにミニレター(郵便書簡)というのは国内であれば一律料金の62円で、82円の普通郵便よりも20円お得に送ることができる、切手のついた便箋封筒?です。郵便局で買うことができます。

郵便局員「いいえ、そういうものはありません。」

私「昔はあったんですけど、なくなったんですかね。」

郵便局「少々お待ちください。」

と言って、上司らしき人に聞きに行きました。

郵便局「こちらですね、ありました。」

受け取ったものには航空書簡と記載されていました。そう!これこれ!!

対応してくれたのは、新人さんそうでしたので、Eメールが当たり前で、国内の郵便物ですら激減しているだろう時代に育ち、ましてや国際郵便になんて触れる機会もなかったのかなと勝手に想像し、郵便局員でも仕方がないかなと思いました。

航空書簡ですと90円の均一料金で世界中どこへでも送ることができるので、地域(3地帯)によって料金が90〜130円と変動する通常の国際郵便(定形25g)と比較すると、地域によっては最大で40円も節約が可能です。私は封筒と便箋を自分で準備する必要がない手軽さが気に入っています。25gを超えなければ写真などの薄い物を同封することもできるのです。

何はともあれ、航空書簡を無事に入手できて良かった!

使うのも簡単。でもベテランさんも書き方を知らない。

ここに書くだけで送る事ができるの?と便箋封筒一体型の航空書簡に少し感動していた長男が中身を書き終えましたので、航空書簡の3辺を糊付けし封をしました。住所は私が書くことにしました。書かせるのも良い経験ですが、アルファベットは平仮名以上にまだまだ練習が必要な状態ですので(要するに下手)、先方の郵便局が字を判別出来ず、手紙が届かなかったという事態は避けよう思ったためです。

またここで、問題発生です。航空書簡も通常のエアメールと同じルールで書けば良いのか?

仮に間違っていても大きな問題ではないので宛名にToと差出人にFromをつけておくとして、送付先の国名はわかりやすく大きく書く必要はあるのだろうか…ネットで調べる事もできますが、メルカリを出しによく郵便局には行くので、直接聞いてみることにしました。

なお、航空書簡(aerogram)と印刷されていますので、via airmailなどの記載は不要と判断しました。

この間の新人さんではなく、以前からいるベテラン風の女性がちょうど窓口対応をされていたので、良かった!と思い、書き方を聞いてみました。

少々お待ち下さいとマニュアルを取り出し、国際郵便のページを開き、私に見せながら

「国名は別途書かなくても大丈夫みたいです。でも、少々お待ち下さい。」

郵便局長らしきところへ確認しに行き、戻ってくると、

「こちらで大丈夫です。」

ベテランさんでも、もう、こういうのはわからないんだ…と少し驚くと共に時代の移り変わりを感じました。結局、宛先(表)、差出人(裏)を書く場所が指定されていますので、そこにそれぞれ記載したのみでした。(それぞれの名前にはToとFromをつけましたが、航空書簡には不要だったかもしれません。)

お手紙を書くのは勉強の一環

長男がお手紙の中身を書く訳ですが、Aちゃんのお母様には落ち着いたら書くと伝えたものの、お友達と遊ぶのと宿題のみで、毎日が精一杯の長男です。結局、時間に比較的余裕のある夏休みに書くことにしました。

「Aちゃん、僕のこと覚えているかな…?」と長男。

その事も書いてみたら?とアドバイスし、紙面いっぱいに書き上げました。航空書簡はハガキ約3枚分の紙面がありますが、罫線はありません。普段、行が斜めになったり、文字がだんだん小さくなってしまう長男ですので、事前に鉛筆で薄く罫線を引いておいてあげました。今回はちゃんと、

Aちゃんへ…長男より

と、手紙の形式で書けていたので一安心です。去年、羽田空港のイベントでサンタさんへの手紙を書きましたが、その時は、

サンタさんより

と便箋の1行目に大きく書いてあり唖然とした出来事があったからです。

手紙を書くことも今後はますます少なくなってくると思いますので、書けるチャンスがあれば経験させておきたかったのと、手紙の書き方を覚えさせる目的がありましたので、取り敢えず、目的は達成する事ができました。

 

少しだけ大変でしたが、無事に届いて、Aちゃんが喜んでくれたら嬉しいな。