🍀tue-noie

中学生と小学生の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

MENU

中学受験しない理由とここに来ての迷い

f:id:tueko:20200728215218j:image

小5長男は、中学受験させない。

悩んだ末に出した結論です。

 

 

中学受験しないと決めた理由

東京という場所柄、地方に比べて中学受験(中高一貫校入学) はとても身近にあります。クラスメートにも小3から塾通いの子がいます。

そんな環境の中、なぜ我が家が受験しないことに決めたか。

 

1.それはやはり、両親(私たち)が地方出身というのが最も大きな理由だと思います。

地方での中学受験は一般的ではなく、特別なものです。

特に、私の実家地域では、私立に行くなら寮生活が必要。

そこまでやるのは、教育熱心というよりも「家」のステータス維持のための側面が強く、地元での権力者や裕福な家庭での私立進学が多かったです(と言っても、それすら稀)。

地方だと公立高の方が学力が高かったりしますからね。

オットは近畿の有名進学校(公立)、私は高校は私立に進学しましたが、奨学金を貰ったので、学費は公立並み。

つまり何が言いたいかというと、勉強にお金をかける考えがない。ということ。

「お金のために、教育の機会を与えない」ということではなく、同じようなことを学ぶのに、必要以上のお金をかける発想が無い。ということです。

それでいて、オットも私も、塾に通うこともなく、いわゆる難関校と言われる大学に入学できましたから。

このような私たち夫婦の育ちが、中学受験の判断に大きく影響しているのだと思います。

東京という場所でも、我が家のこの地方のやり方・考え方でやってみようという結論に達したのです。

(ただ、我が家が富裕層だったら、考えはまた違っていたと思います。我が家の今後の経済状況を考えると、ここで無理するのはやめておいた方が良いと、ブレーキが掛かっていることも否めません。)

 

2.もう一つの理由は、長男本人の資質

勉強にいまいちスイッチが入っていないです。

小学校高学年とはそんなものか、と思いつつも、長男にはまだ「その時」が来ていないのではないか?と思っています。

本人が、このまま学区内の公立中への進学を望んでいるのに、無理して中学受験させ、学校や校風が好きになれずに悩みだしたら、意味が無いですから。

そもそも、勉強や周りの意識に付いていけない?!というおそれもある…。

ということで、費用が高くない公立の中高一貫校も受験しないことにしました。

 

3.最後に、どうでも良い理由なのですが、保護者の中で、万一、くだらないマウンティング(ママカースト)があったら…と思うと、私の気が引けてしまうのです。

一般の公立でもそういうのはありそうだけど、基本は雑多(笑)。最終的には「色んな人がいる」で済まされる。(今の学校だとそんな感じ。)

でも、中高一貫校だと、親にも、根底には同じ志がある/あったので、むしろ、まとまりやすいのかな?  

調べてないからようわからん。

とにかく、煩わしい人間関係だけは避けたい。

でも、いざとなったら、子供のために我慢するとは思いますけどね。

 

我が家が中学受験をしない理由をざっとまとめるとこんな感じです。

 

中学受験のメリット再考

上述のように、一旦、落ち着いた我が家。

しかし、最近になって、ある中学受験のメリットに気づきました。

今更なのですが、それは、

 

高校受験をしなくて良いこと。

 

なんだ、そんなことかよ!当たり前じゃないか!と思われるかもしれません(笑)。確かにそうですし。

今回立ち止まってしまったのは、この高校受験をしなくて良いということを、よく理解した。ということなんです。

以前検討した際には、自分が高校受験したので、子供にも同じことさせることに、何も違和感を感じなかったのです。当たり前と思い込んでいたから…。

むしろ、小学生にあのキツイ受験勉強をさせるのはどうなの? 高校生くらいの大人になってからの方が良いじゃん!くらいに思っていました。

 

しかし、冷静に考えると、

 

子供(と親)のプレッシャー 

 

という点で両者(中学受験/高校受験)は全く異なるのです。

 

中学受験は、義務教育期間中の受験。

ですから、万一失敗しても地元公立中の受け皿は保証されている。(挫折感は味わうことになるが。)

 

一方の高校受験。義務教育が終了しているので、失敗したら数少ない高校浪人。もしくは、滑り止め校に進まざるを得ない。この時の挫折感は、のちの人生においても大きく響いてくる(なかなか忘れられない)のではないかと思います。

 

そう考えると、小学生での受験勉強は大変だけど、受かったらラッキー!くらいの考えで受験するのもありなのでは?思うようになりました。

それで万一受かれば、高校入試を受ける必要がなくなる。そしてあとは、大学受験にだけ注力すれば良い。

大学に照準を合わせている我が家の思考にピッタリ。

 

以上が迷いの理由です。

 

ですが、すでに小5の長男。もう周りは随分前から受験(受検)勉強を開始しています。

合格の倍率も高いですし、これから付け焼き刃的に勉強しても、現実的には、そんなに甘くないのでしょうけどね。

 

先日の期末テスト。おい、コラ!という結果でした(苦笑)。我が家の場合は、まずはここからですね。

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀