実家があるの?というくらい頻繁に鹿児島に赴く我が家。
次男なんかは生後3か月で初鹿児島^ ^ 里帰りして、実母に次男を初お披露目するよりも先に鹿児島という…鹿児島フリークな我が家です(*´꒳`*)
こんなに鹿児島に魅了されてしまった我が家ですが、本記事では、私たちをこんなにも惹きつけた鹿児島の魅力のひとつである、黒酢の壺畑を、1年ほど前の旅行を基にご紹介したいと思います。
壺畑
まずはこの景色をご覧ください。
錦江湾に浮かぶ雄大な桜島をバックに、整然と一面に広がる壺。
こんな景色、世界中のどこを探しても鹿児島県のこちらにしかありません。
美しいとしか表現のしようがありませんね。
この壺が何かというと、お酢を作るための壺なのです。この全ての壺の中に、お酢が入っているのです。
掲載画像⬆︎の場所は、小高い山の中腹あたりにあるのですが、そこまで車で上ってくる途中にも、このような壺畑が点在しています。
初めての時には、こんな所が日本にあるの?というくらい異文化感がすごくて、わぁ〜✨という感じでした。もう目がキョロキョロです笑
坂元醸造のくろず
「壺畑」情報館
この画像の場所は、坂元醸造の坂元のくろず「壺畑」情報館の敷地からの眺めです。
坂元のくろずと言えば、ご存知の方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
ネット販売もされてますし、スーパーにも並んでいます。
この坂元のくろずの歴史や製法を知ることができるこちらの情報館は、無料で入れます。
外観の写真を撮り忘れたのですが、とてもモダンな作りの建物。
中もこんなオシャレ。入ったらすぐに階段を降りて行きます。(エレベーターもあり)
ビデオコーナー
今回はコロナで人がまばらでしたが、以前見た時には満席でした。内容もとても面白かったです。ただただ、すごいな~と感動しました。
発酵の段階で、壺からプチプチの音色。神秘的です^ ^
この壺でお酢を作っているのは上述の通りですが、世界でも、とても珍しい作り方をしているのだそう。
一般的な米酢の作り方:
➡︎米から日本酒を造る
➡︎そこに酢酸菌などを加えて発酵させる
➡︎タンクで熟成
坂元のくろず
➡︎壺の中に原料を仕込む
➡︎太陽熱だけで発酵
1つの壺の中でくろず作りが完成。
その代わり、製造技師が壺のひとつひとつの発酵状態をチェック。
一般的には、通常の米酢は3か月、黒酢は1年以上の発酵・熟成期間と言われています。
坂元のくろずは、1年から5年超というものまで取り揃えてあるのですが、発酵期間の長さに比例して、価格が高くなり色も濃くなります。
初めて訪れた時には、3年以上発酵の黒酢を両親へのお土産として購入しました。(5,000円くらいしていたと思う。)
そして、坂元醸造が位置する霧島市福山町は、三方が丘に囲まれ、南向きの斜面に位置しています。この土地が、平均気温、約18度という温暖な気候を作り出し、黒酢の発酵に適しているのです。
この地だからこその、黒酢なんですね。
ちなみに、この黒酢の壺は、信楽焼です。
こんな江戸時代後半から続く、伝統製法の黒酢ですが、通常の黒酢のほか、⬇︎こんなにオシャレな商品も販売されています。
画像は坂元醸造公式サイトからお借りしました。
Kurozu Farmというブランドです。
もちろん、全てに黒酢を使ってます♪
我が家も買いましたよ。特に女性が喜びそうな商品ですよね♪
黒酢ジャム[いちご&クランベリー]と、黒酢ノンオイル[生姜]です。
お酢入りなので、ジャムでもほんのり酸っぱいです^ ^
「壺畑」レストラン
この情報館の奥にある中庭を通っていくと、
レストラン! 別建物にあります。
こーんな広々♪ 絶景桜島と壺畑の大パノラマ♪
先ほどの壺畑の景色は、こちらからみた風景です。(情報館に併設されているレストランからの眺め)
お料理は、坂元のくろずがふんだんに使われた中華です。
私が頼んだレディースランチ♪
食前酢です。食前酒ではありません笑
焼売
デザート盛合せ。手をつけた後の写真でスミマセン(3歳次男がパクパクと食べてしまった)。
オットの特製酸辣湯麺
サンラータンなんて、お酢屋さんにはピッタリメニューですね。これも食べたかった。(私、本当はサンラータン好きな人)
長男のように酸っぱいのが苦手な人も食べられる、酸っぱくないラーメンか何かも、あったと思います。次男は私のお裾分け。
⬇︎コロナ対策もバッチリでした。
⬇︎朝イチはデザート・ドリンクタイムのようです。
初めて鹿児島旅行に行かれる方、まだ壺畑を見たことのない方などなど、ぜひ、一度はご覧になってみてください。オススメです♪
基本情報
住所:鹿児島県霧島市福山町福山3075