霧島で過ごすと決めた夏休み旅行。
鹿児島の夏の風物詩であるそうめん流しに、霧島滞在でも行きますよー。
鹿児島のそうめん流しと言えば、南にある指宿市の唐船峡が有名なのですが、
指宿市:いぶすきし、唐船峡:とうせんきょう
北部の霧島近辺にもそうめん流しがいくつかあるので、近場で決めました。
今回家族で訪れたのは、
竹中池そうめん流し@湧水町
です。
湧水町は霧島市に隣接する町です。
なぜ鹿児島でそうめん流し?
上述の唐船峡では1日に10万トンもの水が湧き出るため、街おこしの一環としてその清水を利用して始めたのがそうめん流し。
唐船峡がそうめん流しの発祥の地です^ ^
それが鹿児島県内にある水の綺麗な場所に広がったのですね。
鹿児島のそうめん流しが面白いのは、テーブルの上でクルクル回るそうめんであること。
そして、そのクルクル回る部分とテーブルが一体化していること。
こんなそうめん流し専用テーブルが売っているのは鹿児島県内だけだろうな。と思いながら、そうめんを食べています。
ちなみに、竹を割ってやるやつは「流しそうめん」です。
そもそも、流しそうめん自体の発祥は、九州なので、暑い所だからこそ生まれた食べ方なのですね。
それを、竹がカビるのと、そうめんを流す役の人がそうめんを食べられないという点から食べ方を改良したのが、鹿児島のそうめん流し=回転式そうめんなのです。
湧水町
湧水町は、鹿児島県の北端、宮崎県との県境にあります。熊本県もすぐそこ。
(上述の通り、霧島市のお隣です)
⬆︎グーグルマップからお借りしました
そしてその名の通り、湧き水の町。
環境省認定の日本名水百選にも選ばれています。
いたるところで水が湧き、水道水や農業用水は湧き水を活用しているのだそう。
実は昨年末の旅行時に、湧水町とはご縁がありました。
鹿児島空港で。
こんなキャラクターはめったに登場しないので、ゆうたん、かなり目立っていました。笑
竹中池の水
そんな湧水町にある竹中池ですから、大方、どんな所かの想像はつきますよね^ ^
竹中池湧水は、霧島山系標高1,000m付近に降った雨が地中を通り、約55年の歳月をへて湧き出ているものなのだそう。
その水量は1日93000トン。
人口8500人ほどの町ですから、全町民に十分に行き渡るのですね。
55年前に降った雨が、自然の濾過装置を通って、今出てきたのが竹中池の湧き水。
神秘的✨
エメラルドグリーンの池を作り出しています。
その湧き水の恩恵に預かっているもののひとつが、そうめん流しなのです^ ^
竹中池そうめん流し
美しい竹中池のほとりを歩いて進み、
橋を渡って、池の上に建つそうめん流しの建物に向かいます。
橋の欄干からも、透明度抜群の竹中池をパチリ。
建物内の様子。
池側を臨む風景。
山側には、鯉の天然生簀。ほんっとに水が綺麗✨
床(地面)には水が流れる側溝。
水に囲まれた、涼感あるれるそうめん流しでした。
メニュー&注文
建物に入って1番奥の所に、注文受付があります。
⬇︎の小窓のところで注文。
ソーメンセット1850円
- ソーメン
- マス塩焼き
- 鯉あらい
- 鯉こく
がありましたが、
ソーメンの単品 580円と、
オットの鯉あらい 580円。
温泉旅館に泊まっていると朝ごはんをしっかり食べ、お昼になってもあまりお腹が空かないので、ソーメン単品くらいでちょうど良い。
そうめん流しには鯉が付きものなのですが、水が綺麗な所だと、川魚のうまさが際立つのでしょうか。
なお、注文窓口では3〜4組くらい待ちました。
お席は常に満席状態。
夏には、鹿児島&観光客のみんなが楽しみにしている人気のそうめん流しのようです^ ^
回転式そうめん流し
⬇︎こちらが噂の、テーブル一体型の回転式そうめん流し器(そうめん流し専用テーブル)です。
この水槽内のノズルから反時計回りに水が勢いよく出る仕組みになっていて、その噴き出す水を水槽の壁に当てて、流れを複雑にすることで、そうめんがうまく回るそうです。
(回転に電気を使っていない)
試行錯誤の上の努力の結晶。
実は我が家、席についた時に既に水が入っていたので、スタッフさんにこれはキレイな水ですか?と聞いてしまいました。
この席には今日はまだ誰も座っていないので、キレイですよ。気になるなら交換しますよ。
ということで、水の入替えをしていただきました。
ありがとうございました!
⬇︎お料理の準備ができたら、今度は⬇︎の窓口からピックアップ♪
⬇︎ザルには4人分のそうめん♪
薬味と麺つゆも。
⬇︎スムーズに流れるそうめん。
みんな一瞬でペロリと平らげてしまいました。
⬇︎鯉のあらい。
見るからに美味しそう。
新鮮で美味しいに決まっています。
なぜなら、定期的にスタッフさんが、山側にある鯉の生簀から鯉を網ですくってますから…。
そして、食後のアクティビティ。
「鯉のエサ100円」です。笑
天然生簀にいる鯉に、エサをポイッ。
そして、池の方の鯉にもポイッ。
生簀の方が鯉がたくさんいました。
湧水の竹中池上にある建物で、水に囲まれた立地ですが、ご覧の通り、オープンエア。
他よりは涼しいのでしょうが、そこは夏。
エアコン完備のお座敷もありましたよー。ご希望の方はこちらをどうぞー。
竹中池公園プール
⬇︎そうめん流しの建物からも見えていました。楽しそうなスライダー。
もうこの辺に車で入ってきたあたりから、楽しそうな雰囲気にワクワクの子どもたち。
立ち寄って行かないわけがありません。笑
- スライダー
- ゾウさん滑り台のある幼児用プール、
- 学校プールのような25mの本格的プール
のある町営プールです。
その価格、なんと200円(小学生以上)。
町営とは言え、お安過ぎですー。笑
中2長男はスライダーをメインに、
小1次男は、幼児用プールメインで遊んでいました。


次男は1回スライダーをやってみたけど、怖かったみたい。笑
こんなに普通のプールのように遊んでいますが、実は、
水がちょ〜冷たい🧊
のです。
我が家は通りすがりの旅人なので、この時は知らなかったのです。
このプールの水は、湧き水ということを。
だけど入ってみて、この尋常ではない冷たさに、湧き水を使っているのでは?と気付きました。笑
なお、更衣室は⬇︎こんなレトロな感じ。笑
そうめん流しは、唐船峡も良いですが、竹中池そうめん流しもオススメですよ♪
冷たい湧き水プールとセットでぜひ♪
基本情報(竹中池公園)
竹中池そうめん流し・竹中池公園プールは、竹中池公園にあります。
- 住所:鹿児島県姶良郡湧水町川添1032-6
- TEL:0995-75-2318
- 営業時間:
- そうめん流し10:00-/プール10:00-16:00
- 駐車場:あり(無料)
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以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀