2023年末の沖縄家族旅行。
伊計島の帰りに勝連城跡(かつれんじょうあと)に立ち寄ってきました。
こちらの勝連城跡。
沖縄にある世界遺産(文化遺産)です。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群(かんれんいさんぐん)」として、2000年12月2日に世界遺産に登録されました。
最初、グスクって何?と思いましたが笑、
グスクとは、丘陵地に築かれた、石塁や土塁などの城塞のこと。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」というその名の通り、複数の遺産で構成されています。
かの有名な、那覇市にある首里城もそのうちのひとつです。
琉球王国のグスク及び関連遺産群は以下の9つ。
- 今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
- 座喜味城跡(ざきみじょうあと)
- 勝連城跡(かつれんじょうあと)
- 中城城跡(なかぐすくじょうあと)
- 首里城跡(しゅりじょうあと)
- 園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
- 玉陵(たまうどぅん)
- 識名園(しきなえん)
- 斎場御嶽(せいふぁうたき)
勝連城跡
今回旅では、この9つの遺産(含む5つの城跡)のなかの勝連城跡を訪れました。
場所は⬇︎
沖縄県中部に位置し、那覇市からは約40km、車で50分です。
勝連城跡のふもとに歴史文化施設があり、勝連城跡を含めてあまわりパークと呼ぶようです。
勝連城跡 あまわりパーク
- 〒904-2311 沖縄県うるま市勝連南風原3807-2
- TEL:098-978-2033
- Mail:info@katsuren-jo.jp
- 営業時間:9:00~18:00(17:30最終受付)/年中無休(臨時休館あり)
- 料金:高校生以上600円/中学生以下400円/6歳未満無料
- 勝連城跡だけの見学はできません。
あまわりパークは2021年オープンなので、まだとてもキレイな施設です。
駐車場もしっかり整備されてます。
駐車料金は無料で、普通車は125台。
観光案内所を通り過ぎて、
入口に立っているおじさんが、沖縄民謡を歌ってくれてましたので、気分も沖縄♪
歴史文化施設に向かいます。
こちらの券売機でチケット購入。
常設展では琉球の歴史が学べます。
世界遺産の勝連城跡を見学をする前に、簡単に、情報のインプットを。
勝連城とは、有力按司(あじ)であった阿麻和利(あまわり)の居城。
☝️按司(あじ):富と権力を蓄えていった地方の指導者/豪族。今で言う市町村長。
あまわりは、首里王朝と並ぶほどの勢力をほこり、最後まで国王に対抗した。
勝連城跡は、沖縄の世界遺産に登録されたグスクとしては、最も古い城跡(築城は12~13世紀頃)。
では、見学に行きますよぅ。
歴史文化施設の中を左に進んで、再び外に。
ここを少しだけ進んでいくと、ありました。
勝連城の遺跡。
見ての通り、城跡は小高い丘の上。
えー!と思いましたが、カートの無料サービスがあるようなので、遠慮なく乗車。笑
帰りは歩こう。
カートはここまで。
カートが行ってしまう前に、次男と写真を撮ろうと急いだら、私、こける。
他の観光客にもドライバーにも見られた😂
でも、写真は撮れた笑。
とても美しい石塁。
ここから城跡のてっぺんまでは歩いて登ります。はしゃぐ我が家の兄弟。
かなり急な階段を登ります。
登ってしまえば、素晴らしい景色。
御嶽(うたき)の近くには、神人(かみんちゅ)という祭司たちが腰掛けたと言われる石列(トゥヌムゥトゥ)。
城跡は、3層の広場になっていますが、高所恐怖症の長男は最後の広場へは登らず待つ。
広ーい。
広いとやっぱり走る次男。
やっぱり素晴らしい景色(2回目)。
帰りは歩くはずだったけど、ちょうどカートが来たところなので、また遠慮なくカートに乗ってしまう我が家。笑
沖縄のグスクは、私が思っていた城跡は全く異なるものでした。
あまり観光客も多そうではないので、とても広々清々しい感覚を覚えました。
階段は急なのですが、それが、アスレチック感があって、子どもたちも楽しかったみたいです。
沖縄のグスク巡りも楽しそうです。
グスクには日陰がないので、冬の観光スポットとしてもおすすめかなと思いました。
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀