昆虫の聖地と聞きつけ訪れた檜枝岐村(ひのえまたむら) in 福島県。
我が家にいる昆虫好き→長男に導かれました^ ^
改めてですが、檜枝岐村は⬇︎こんな山深い所にあり、尾瀬国立公園への入口の村でもあります。
基本的に東北は国道4号線に沿って発展しています。
行ってみて驚いたのは、人口約500人の日本で一番人口密度が低い村であるにもかかわらず、別荘地のような、ちょっと潤っている印象を受けたこと。
その辺の単なる山奥村ではなさそう。
こんな山奥の檜枝岐村ですが、観光も楽しめましたので、そのご案内をさせていただきます。
檜枝岐村でイワナを釣って食べる
檜枝岐村は、渓流釣りのメッカでもあるようです。山奥だし←しつこい?笑
なので、イワナを釣るぞー!と、道の駅での食事を終えた我が家は向かいましたよ、イワナの釣り堀へ笑
檜枝岐魚苑さんです。
- 住所:福島県南会津郡檜枝岐村字帝釈山1021-1
- TEL :0241-75-2448
- 営業期間:5~10月
- 営業時間:9:00~16:00
- 休業日:月〜金(7月中旬~8月中旬は無休)
- 駐車場:30台無料
檜枝岐魚苑は、お!ここは特別な村だ!と思うキッカケとなった檜枝岐村の門のすぐ手前にあるので、道の駅からは来た道を少し戻りました。
釣り堀の敷地内から、先ほどの檜枝岐村の門が見える。
檜枝岐魚苑さんは、多くの管理釣り堀と同様に、
釣った分だけ買い取るシステムです。
100g 350円
釣り竿は200円/本でレンタル可能なので、手ぶらでOKなのも嬉しいです。
釣り堀への入園自体は無料なので、釣りデビューとなる次男用に、釣り竿1本のみレンタルしますよ〜。
エサとバケツを受け取って、GO!
⬆︎右側にある茶色いのがエサ
キレイな水。
見通川の渓流から水を引いて、イワナを放流しているそうです。
次男、初めての釣り。竿をうまく投げられました。
おー!初めての魚ゲット!
写真パチパチ撮る親バカ。笑
こんな子どもでも簡単に魚を釣り上げることができる釣り堀です♪
初めてなので、たくさん釣らせてあげたいのはやまやまですが、3匹のみ。
これから炭火塩焼きにして食べる数量のみです^ ^
魚嫌いの長男の分除く
こちらでは、釣った魚をその場で食べられるのです。
焼き代 1匹につき150円。
⬇︎手前の囲炉裏がある小屋で焼いてくれます。
イワナは手際よく捌かれて、
囲炉裏へ。
焼き上がるまで、30分の辛抱。
それまではベンチに座って待ってます。
緑の多い場所なので(山奥笑)、とても気持ちが良い。
美味しそうに焼けました。
こんなキレイな水で泳ぐイワナですし、焼きたてなので、実際、とても美味しかったです。
イワナにかぶりつく次男。
その間長男は昆虫探し
ミニ尾瀬公園の衝撃
尾瀬国立公園と言えば、行くのも大変そうだし、たくさん歩かなければならないイメージがあるので、我が家のメンバーからは絶対に反対されるであろう場所です。
そんな過酷な?尾瀬に行った気分にさせてもらえるのがミニ尾瀬公園^ ^
※5月GW、夏休み期間(7/21~8/30)は無休。
- 住所:〒967-0522 福島県南会津郡檜枝岐村左通124-6
- TEL:0241-75-2065
- 営業期間:4月下旬~11月中旬
- 営業時間:9:00~17:00(受付は16:00まで)
- カフェ:9:00~16:00
- 定休日:水曜日(園内散策は可能)
とても広ーい駐車場。
駐車場から見える橋の先にあるのがミニ尾瀬公園。
2021年から入園料は無料になりました。
橋を渡って、カフェがある⬇︎建物へ。
こんな素敵な景色
を見ながら、私、尾瀬の自然水ゼリーを食べる。
同様に、オット、ジェラートを食べる。
変な形のスプーン?
檜枝岐村では、昔からサンショウウオを食べる習慣があるのです。
オットのは、サンショウウオが頭からぶっ刺さったサンショウウオジェラートでした!
サンショウウオって⬇︎これね笑
私も、尻尾の方を少しもらって食べましたが、燻製なので、それほど、生々しいサンショウウオは感じませんでしたよ。笑
こちらのカフェでは、地元素材を使ったメニューが多いので、立ち寄った際にはぜひ♪
衝撃体験のあとは、周りの散策。
夏が来〜れば思い出す〜遥かな尾瀬🎵の「夏の思い出」の歌碑もありました。
尾瀬の擬似体験はできたのでしょうかね笑
駐車場にあったバス停。
なかなかのバスの本数。本当に遥かな尾瀬🎵でした笑
自ら作り上げた檜枝岐歌舞伎
車で道路を走っていると、たくさんののぼり。
おそらくこの辺りが檜枝岐村の中心。
訪れる予定はなかったのですが、もう2度と檜枝岐村には来ないかも?ということで、翌日に立ち寄ることにしました。
何でも、檜枝岐には、檜枝岐歌舞伎という伝統芸能があるのだそう。
檜枝岐村の農民が、江戸で観た歌舞伎を見よう見まねで村に伝えたのが始まり。
神にささげる奉納歌舞伎として、現在まで270年にも渡り継承されていて、全国の歌舞伎ファンが訪れるのだそうです。
山奥なので、他に娯楽がなかったのも大きいとは思いますが、近隣の他の地域にまで広がったというから、教養レベルが非常に高かったんだあと思います。
- 住所:〒967-0521 福島県 南会津郡檜枝岐村字居平
- TEL:0241-75-2432(尾瀬檜枝岐温泉観光協会)
- 営業時間:年3回公演(5、8、9月)
この看板を目印に。
普通の民家の隙間にある細い小道を通って、
途中、 新しいハサミを供えると悪縁切りになるという橋場のばんば(縁切りの神様)を過ぎて、
突き当たりの石段に到着。
これ、観客席なんですよ。
観客席ということは、その前にはステージ。
陽射しの関係でうまく写真が撮れていないのですが、木造の歌舞伎舞台です。
公演の時には、ここは人で溢れるのだそう。
1200人もの収容力があるそうな
人ってすごいんだなぁと感動します。
こんな山奥でもこんな芸能を発展させることに。
現在、檜枝岐歌舞伎を演じているのは、約30名で構成されている「千葉之家」。
その歴史が、舞台のすぐ近くにある歌舞伎伝承館で展示されています。
無料です^ ^
なお、檜枝岐歌舞伎の舞台近隣には、敷地は狭く停められる台数は少ないですが、無料の駐車場がいくつか完備。
我が家はこちらの駐車場に車をとめ、少し歩いて舞台に行きました。
もう少し離れた所にも⬆︎
田舎の道路なので、ちゃんとした歩道はありません。歩く際には十分にご注意ください。
色んなことに驚かされた檜枝岐村でした。
500人程度の山奥村という頭でいたので笑
檜枝岐は雪深い地域で夏場にしか営業をしていない施設もあるので、訪れるのはあたたかい時期がおすすめかなと思います♪
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀