10年ぶりに会う友人とおうちランチ
茨城県に住んでいる友人(女性)が来京するため、急遽、久々にランチをすることになりました。小さい子供がいることに気を遣ってくれて、我が家の近くまで来てくれると言ってくれたのですが、それならばと我が家に招待することにしました。彼女とは大学時代の留学先で知り合ったのですが、すぐに意気投合して帰国後も一緒に海外旅行に行ったり、お互いの家に泊まったりと、とても仲良くしていました。私の長男妊娠・出産あたりから疎遠になり毎年1回の年賀状だけで繋がっていました。実に10数年ぶりの再会です。家族を紹介したかったので、子供をお店に連れて行き、1歳児が大騒ぎし、長男が飽きてつまんなそうにするのも気が引けましたので自宅にお招きする事にしました。積もる話もあるだろうし、じっくり話がしたかったですから。
余裕がないので以前から気になっていたピカールに決めました
日常の衣類の洗濯、玄関・トイレ掃除はルーティンワークとしてやっていますが、人をお招きするためにはちょっとサボって溜まってしまった学校からのプリントの管理や、物でいっぱいになってしまったキッチンカウンター上の片付け、汚れてしまったダイニングチェアカバーの洗濯などやる事はたくさんあります。この調子だと直前までバタバタとお掃除・片付けに追われているのが目に見えますので、簡単だけど失礼にあたらない見栄えのするものはないかと考えました。以前、何かで目にしてとても気になっていたけど、なかなか買う機会のなかったピカールなら、まだどこにでも売っているものでは無いし、たまに東京にくる人へのおもてなしにはピッタリだと思いました。私も食べてみたいし。笑
早速、会社帰りにオットに買ってきてもらう事にしました。
☝︎ピカール(Picard)
フランスの冷凍食品。前菜からデザートまで豊富なメニューが存在。イオンサヴールが東京を中心に複数の店舗(一部イオン内でも販売)を展開。通販でも購入可能。
買ったのはコレ!調理も簡単でした
- アトランティックサーモンのタルタル
- ムール貝の漁師風(白ワイン、クリーム蒸し)
- バターナッツカボチャとサツマイモとニンジンのポタージュ
- 4種類のミニパイ
- モッツアレラチーズと野菜のラザニア
の5つです。
どれも、解凍や加熱だけのとても簡単な準備で食べられます。まさに時短食品です。
アトランティックサーモンのタルタル
解凍して生のサーモンがすぐそのまま食べられます。冷蔵庫で4時間解凍がオススメの方法ですが、我が家は普段冷凍さしみを食べる時と同様に、食べる1時間前にお皿に凍ったまま盛り付けそのまま食卓に出しました。つまり常温解凍です。
ムール貝の漁師風(白ワイン、クリーム蒸し)
袋に記載の通り、凍ったまま鍋で指定の時間をグツグツ煮込むだけです。レンジ調理もできますが、ミニパイとラザニアにレンジは譲りました。
バターナッツカボチャとサツマイモとニンジンのポタージュ
こちらも凍ったまま鍋で煮込むだけです。原材料は素材以外に何も含まれていないので、オットが味が無いと騒ぎコンソメをリクエストしてきましたので、無添加の粉末コンソメを追加しました。私は素材そのままを味わいたかったのですが。牛乳の追加でも美味しかったかもです。
4種類のミニパイ
トマト・モッツアレラチーズ味、シェーブルチーズ味、ほうれん草・リコッタチーズ味、ブラックオリーブ味の5センチくらいの小さなパイが30個も入っています。クッキングペーパーの上にくっつかないように並べてレンジのオーブン機能で20分焼きました。
モッツアレラチーズと野菜のラザニア
電子レンジでも調理可能ですが、オーブン調理の方が美味しそうに感じましたので、オーブン機能で焼きました。50分かかりますが、そのままオーブンにセットしてボタンを押すだけですので簡単です。
添加物も少なく安心を感じるピカール
我が家は外食やスーパーのお惣菜はたまになのでOKにしていますが、家庭での料理ではなるべく添加物を摂らないようにし、ナチュラルに近い食材や調味料を選ぶようにしています。ピカールの冷凍食品は原材料を確認したところ添加物がとても少ないので、ママ目線でも、安心して子供にも食べさせられると思いました。
添加されているのは、トロミや粘性を持たせたり、ゼリー状に固める以下の増粘剤のみでした。
- アルギン酸Na(ナトリウム):海藻などに含まれる粘性物質のアルギン酸にNaを結合した合成添加物
- 加工デンプン:デンプンを加工した合成添加物
- HPMC(ヒドロキシプロピルメチルセルローサ) :カプセル剤や錠剤によく使われる合成添加物
- グァーガム:マメ科グァーの種子を砕いてえられた、あるいはこれをお湯で抽出してえられた天然添加物
☝︎合成添加物は石油製品などを原料に科学的に合成されたもの
☝︎天然添加物は自然界に存在する植物、海藻、昆虫、細菌、鉱物などから抽出された特定の成分
〜出典〜『早引き・カンタン・採点できる 食品添加物毒性判定辞典 』渡辺雄二著 2009年メタモル出版
ムール貝エキスに「その他」というのもありましたが、これはご愛嬌のうちとしました。笑
今回買った商品は、1つのお料理に増粘剤のみの添加物ですが、加工品の中にはこれでもか!というくらい何種類も含まれている食品もありますから。
おしゃれで見た目も引けを取らず、味も美味しい
サーモンのタルタルは円形に成型されていますので、少し大きめのお皿に乗せれば、それだけで立派な前菜です。ムール貝はイケアの真っ白な深鉢に、ミニパイはクッキングペーパーごと大皿に、ポタージュはムール貝を入れた深鉢と同じシリーズの小鉢に盛り付けしました。ラザニアは元々入っていた容器(そのまま焼いたもの)のままです。それぞれのお料理にスプーンやトングを置き、各自が取り皿に取って食べるスタイルにしました。
飲み物は冷たい麦茶が良いとの事でしたので、滅多に登場しないとっておきのウエッジウッドのグラスに注ぎました。
テーブル上は、いっぱしのおしゃれなパーティ料理が揃った感じになりました♡
友人は、ピカールを知っていましたが買うまでには至らなかったようで、今日食べられる事をとても喜んでくれて写真まで撮っていました。とても簡単で恐縮ですが、こんなに喜んでくれて出した甲斐がありました。
そして、肝心のお味の方ですが、どれもとても美味しかったです! 海外ものですと、日本人の口には合わないものがたまにあるので、友人には「海外ものなのでー」なんて話しながら食べ始めたのですが、さすがは、フランス、イタリア(ラザニア)のものでした。
長男は、食べすぎた朝食のため最初は食べないと言っていたのですが、後半お腹が空き「ラザニア美味しい!」と何度もお代わりをしていました。次男はポタージュを飲みました。子供達もそれぞれにピカール満喫です。私は授乳中ですので、白ワインと謳われているムール貝はつまむ程度にしておきました。アルコールは相当飛んでいると思いますが、念のため。
ピカール以外にも、冷蔵庫にあった牛肉と玉ねぎでスパイス炒め(オット特製)も作ったのですが、大人3人と小学3年生と1歳児では、無くても良かったかもしれません。全て3分の1ずつくらいは残ってしまいましたので。
食後は友人が手土産に持ってきてくれたケーキをコーヒーで楽しみました。
10年分を語り尽くしました。そして最後はやっぱり会社の愚痴(笑)
本当に10数年ぶりに会ったのか?!というくらいすぐに打ち解けて、沢山お話しをしました。我が家は、当時既に結婚はしていましたが、その後、家族が2人増え、そして友人も結婚し家族ができ、お互い家も購入し、大きな変化のあった10年の年月でした。
しかし、変わっていないのはお互いが務める会社です。勤務時間中は生産性を高め不要な残業はしないという考えが似ているところがあり、だから気が合ったのだと思いますが、お互い古い日本企業に務めるている事もあり当時から不満を述べあっていました。残念ながら、その状況は変わっておらず、勤務中、特に仕事が無くしていなくても、それでも残業している人が気に入られている。何よりいつでも会社にいることが大事なんだと結論付いてしまいました(泣)。
後味が悪い結論となりましたが、不満を理解し合えたということで、これはこれで楽しかったです。本当はこの10年間でこんなに成長したよ!と報告できたら良かったのですが。
今回のおもてなし料理の費用は?
たまたまセールをやっていましたので、お安く買えてラッキーでした。
牛肉は1000円弱くらいだったと思いますので、家族全員とお客様とでお店に食べに行くよりはとてもリーズナブルだったと思います。
友人は子供を持たない選択をしましたが、本人は子供大好きなので、次男もとても嬉しそうにしていました。帰る時には、次男は泣いてしまいましたよ。
遊びに来てくれてありがとう。今度は10年もあけずにまた会おうね!
以上
最後までお読みくださりありがとうございました🍀