🍀tue-noie

「中2」と「小1」の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

MENU

2/13福島県沖地震 コロナに助けられた?

 今日はバレンタインですので、ガトーショコラを手作りした結果を、つまり浮かれた記事(笑)を公開しようかと考えていましたが、急遽、予定変更して。

www.tue.tokyo

 

 

嫌な予感

昨夜、ベッドの中でゴロゴロし、そろそろ寝ようかなと思っていたところ、グラグラと揺れだしました。

我が家はマンションだし、倒壊という事態は免れるだろうと軽く考えていました。

しかし、いつもの地震のようにすぐに終わらない。なんかちょっと違う。

 

嫌な予感がしました。

 

首都直下地震の発生か、どこかで大きな地震が起きているのでは?

 

まもなく、東京の揺れは収まってきましたので、すぐに(報道に力を入れている)NHKをつけました。

 

目を疑いました。

赤い6強の文字。

しかも、一箇所ではなく、広範囲に渡って。

 

悪夢が蘇ってきた

家屋倒壊、津波、放射能。交通麻痺。

3.11では、幸い親兄弟の生命は無事だったものの、自分が生まれ、慣れ親しんだ場所の姿が変貌してしまった。

 

言葉ではうまく表せないその絶望感と悲しさ。

 

そして、交通麻痺などの理由により、まだ幼い長男を連れて帰省したのは、2年近く経過してからでした。

その時はまだ知るよしもなかった、今思えば父の晩年に、この2年もの間、両親に会えなかったのは、とても残念・無念としか言いようがありませんでした。

 

 

私の実家は、瓦屋根の木造2階建てです。

大地震では倒壊の恐れがあります。

そして、実母は80歳の高齢。寝室のある2階から逃げるのには時間がかかる。

 

おそらく固定電話に出る余裕はないだろうから、兄の携帯に電話をしました。

 

 

出ない。

 

もしや…

 

前日、とても珍しく、兄の携帯を経由して、母と私・子どもたちがビデオ通話し、

 

コロナのせいで、もう1年以上も会えていないけど、チャンスがあれば帰るから、それまでは絶対に生きていてね!長生きしてね!

 

と話したばかり。

(気がつけば、電話ですら、お正月以来していなかった。)

 

これが最後の会話になってしまったの?

 

涙がボロボロと流れ落ちてきました。

 

 

連絡は取れたが…

その4分後。

念のため送ったLINEの安否確認に返信がありました。

 

ビックリしたが、取り敢えず大丈夫。

 

良かった〜。

 

続いて、同県に住む姉にも連絡しました。

同じ県内でも、姉の住む地域の方が地震の揺れが激しい。

すぐに反応は無かったのですが、マンションなので、建物倒壊の可能性は低いと思っていました。

 

数分後、姉から電話がありました。

とても興奮した状態で、

 

大変だよ〜。3.11の時と全く同じ状況! 食器は全て落ちて粉々。テレビ、レンジなどの家電は全て落下して壊れた。

しかも、水浸し。

 

命は助かったので、一安心ですが、かなり酷い様子のようでした。

f:id:tueko:20210214170213j:image

(友人のお店。地震でぐちゃぐちゃ。)

 

そして、姉の住む地域は、3.11の時も揺れがかなり大きかったのですが、その時の教訓が生かされているとのこと。

 

それは、地震保険です。姉の地域では、3.11以降、地震保険に加入した人が多くいたそうで、姉もそのうちのひとり。

 

部屋の惨状を見ながら、

保険に入っておいてよかった〜。

と、何度も話していました。

 

まずは命が大事ですが、命に別状がなかった時点で、次は被害を何とかしなければなりません。

お金が必要になってくる現実と、向かい合う必要があります。

 

なお、余談ですが、地震保険の適用には、1番ひどい状態を写真におさめておくことが大事だそうです。

片付けに着手する前です!

 

その他親戚は、停電には見舞われたものの無事でした。

 

という訳で、親族の無事は確認できましたので、まずは良かったです。

 

帰省するはずだった

実は今週末、本来であれば、亡き父の法事があるはずでした。

しかし、コロナ禍の影響で、法事は縮小化し、実家に住む家族がお墓参りだけして、済ますことになりました。(お坊さんも無し)

 

私の大切な父のイベントくらいは、ちゃんとやってあげたいと思っていたので、兄にも意見を言ったのですが、このコロナには勝つことはできず、縮小化となりました。

 

本来なら、金曜日の午後には実家入りして、日曜日の今日まで帰省していたはず。

何なら、私と保育園児の次男はもう2泊くらい残っていたかもしれません。

 

なのに〜💢コロナのバカ〜💢

と思っていました。

 

ですが、昨夜の地震で、もしかしたら、コロナに助けられた?と思うようになりました。

まだ小さい次男や小学生の長男を抱え、昨日の地震を経験するのはちょっと…ですから。

 

幸い、無事だったとしても、今現在、新幹線を含む鉄道各社は運転見合わせの状況です。

最悪、足止めを食らう可能性もあったということですので、帰省していなくて良かった〜というのが、現時点での感想です。

 

6強という大きな地震だけでも、とても心配なのに、

3.11の時にはこれに津波と放射能。と寒さ。

今回は、寒さとコロナ。

やんなっちゃいますよね。

 

今のところ、土砂崩れはあったものの、住宅を巻き込む甚大な被害はなさそうなので、不幸中の幸いでしょうか。

翌日になり、怪我人も少しずつ増えていますが、これ以上の大惨事にはなりませんように。

 

さいごに

ちょうど今、長男が社会科の授業で、災害について学んでいるところです。

私に似て心配性の長男は、毎日のように地震が怖いと言っていたので、今のマンションを購入した時のポイント(高台の立地・密集していないなど)を話すようにしていました。

 

www.tue.tokyo

 

そんな最中での、昨日の地震でしたので、さらに、長男の防災意識は高まったことと思います。

 

災害リスクを真面目に検討してマンションを買ったからこそ、今の暮らしの安心に繋がっているのかなと思います。

こうやって災害がおきると、そうやって検討したことは無駄ではなかったんだなと思います。

 

以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀