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「中2」と「小1」の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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隣人を考えない隣人に泣く 今週お題「わたしの実家」

実家で寝正月を迎えた私ですが、3連休最終日に帰京しました。

先に戻ったオットが乗った新幹線は、ビフォーコロナ以上に激混みだったので、ビクビクしてましたが…私たちはガラガラだしたので、拍子抜けしました。

(絶対に日頃の行いだ〜笑)

 

実家は東北なので、寒かったです😭

北海道までいけば、セントラルヒーティング等で、家中ポカポカなのかもしれませんが、私の実家は廊下に出ると、ブルッ🥶です。

 

 

帰省中のある日の朝の気温。

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室温ゼロ℃

こんな中で寝ていたんですね。通りでほっぺたが冷たいわけだ。笑

今更ながら、布団ってあったか〜い。

 

朝起きて3℃だった日には、「今日はあったかいね」なんて、会話がなされます笑

 

そして、帰省したばかりの当初は、寒くてブルブル震えていた次男ですが、帰る頃には寒さにも慣れて、下着とトレーナー、そしてパンツ一丁のみでウロウロできるまでになりました。⬅︎別に褒めることでもないけど笑

 

そんな私の実家でした。

 

さて、今週のお題は「わたしの実家」。

以前から書こうと思っていた実家のことを記事にしたいと思います。

ここからが本題です。

前置きも実家にまつわるお話でしたが笑。

 

 

私の実家は、東北のとある市にあります。郊外のため、かなり田舎です。

 

この実家は、元々住んでいた所から数分の所に新築したものですが、それまでの北向きのお家とは打って変わって、真南向き。そして、家の前には田んぼが広がり、周りには隣家がないという、とても恵まれた環境でした。

(歩いて行ける範囲内に、ご近所さんはありますが、家同士が適度に離れていて、ほどよい感じ。)

 

私は、高校卒業後に進学のために上京したので、建て替え後のお家には、1年3か月しか住めませんでしたが、帰省の度に、

なんて贅沢な景色を見ながら生活ができるのだろう

と、毎回、満足していました。

 

 

ただ一方で、実家の前に広がる田んぼについては、不安もつきまとっていました。

いつか、田んぼが潰されて、視界がなくなる時がくるのではないかと。

 

 

そんなことは忘れそうなくらいの月日が経った2020年の年明けてすぐ。

とうとう母から連絡がありました。

 

うちの前にアパートが建つことになったから。

 

あ〜、とうとうこの日が来てしまったか…。

でも、実家の前には田んぼが何枚かあるから、アパートは少し離れた所かもしれない。

 

うちの真前の田んぼだから。

 

あ〜。

 

 

時は、コロナ禍が始まったばかりの頃。

もしかしたら、コロナのせいで工事が遅れるかも。

そのうち、コロナ禍によって部材が日本に輸入されず家が建てられないというニュースも流れるようになりました。

もしかしたら、コロナの混乱に紛れて、うやむやになるかもしれない。

 

 

ですが、そんな期待はよそに、予定通り着々と工事は進んで行き、とうとう完成したという連絡をもらいました。

 

実家を継いだ兄は、かなりご立腹の様子。

真南で日当たりの良かった実家には、全く日が差さなくなりました。

 

 

自分の土地をどのように使うかは、その人の自由です。(法令に違反しない限りは。)

 

 

ですが、田舎には田舎のやり方があります。

自分の土地内であっても、隣人には気を遣い、日当たりが悪くならないように、少しずらして家を建てる人が殆どです。

そうやって、昔からご近所さんとうまく仲良くやってきているのです。

 

今回は、その暗黙のルールが無視された状態。

(都会では、そんなことは言ってられないのは百も承知です。)

 

 

今回は何がタチが悪いかというと、アパートだったということ。

アパートですから、私の実家よりもかなり大きい建物な上に、総二階なもんだから、前が微塵も見えないないのです。

アパートの壁と窓のみ。

 

⬇︎イメージ図

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久々、昨年2021の夏に帰省して、出来上がったアパートを見た時には驚きましたよ。

 

近!

 

写真よりも実物は、かなり近かったです。

そして、圧迫感。

 

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ベランダから見た建築中のアパート

以前は、窓なんてガラガラ開けていたのに、アパートの住人から見えないようにカーテン・障子は閉めっぱなし。

なので昼間でも電気をつける。

というように、生活スタイルが、悪い方に激変していました。

 

こんなことになるとは。

人生、どうなるかはわかりませんね。

 

でも、どこかで、いつかはこうなると、頭の隅っこで思っていたのは、上述の通りです。

それは、この田んぼの持ち主に、思い当たる節があるから。

 

 

この持ち主。

実家の地域では、地主様です。

とても広い敷地に、とても大きな白亜の豪邸。

こんな家に住んだら、逆に心地悪くね?と思いそうな、大きなお屋敷なのです。

(こうかくと、僻みにしか取れないですよね。)

 

そして地元でもかなりの有力者。

周りの庶民とは一線を画してる感じで、代々人付き合いも全くしません。

 

よく日本昔話にでてくる、金持ち庄屋さまと農民たちのイメージが近いかなと思っています。

 

 

そして、囁かれている不穏な噂。

「末代まで恨む」と言われている家柄…と。

 

 

実はこの地主のお宅では、奥様が30代前半、そのお姑さんが50代と早くしてお亡くなりになりました。(女性ばかりですが)

 

私の母がこの土地にお嫁に来た頃に、噂になっていたそうです。

 

それは、今からおそらく70〜80年くらい前かもう少し前の、大昔のお話です。

 

この地主はお金持ちでしたので、家業とは別にお金を貸していました。

 

ある借主が、お金の返済期限がきたので、お金を持って地主宅に向かいました。

 

しかし、誰もいない。

大金のため置いて帰ることも出来ずに、仕方なくお金を持ち帰りました。

 

ところが…

 

後日、この地主は、お金の返済がなかったとして、この借主の山・田畑などを全て取り上げてしまいました。

 

その後、もう暮らしては行けないと悲観した借主の一家は、とても悲しい結末を迎える結果となったのです。

 

実はこの地主、返済期日にわざと隠れていたのです。

つまり、土地を騙し取りたかった。

 

 

地主様と言われるくらいですから、実際、かなりの土地を所有しています。

が、正攻法で取得したものだけではなさそう…。

 

 

この話は、あくまで噂ですが、火のない所に煙は…と言いますよね。

 

なので、若くして家族が亡くなったのは、因果応報。ご先祖のツケが回ってきた。という噂が流れているのです。

(おそらくこの地主家族はこんな噂が流れていることは知らないが、周りは殆ど知っている)

 

私の実家の前にアパートが建つと聞いた時、この黒い噂を知っていた私は、あ、あの人ならやりそうと思ったのでした。

 

もうこの地主様も80歳目前。

こんな高齢になって、なんでこんなことをしたのか理解ができません。

(そこが庶民とは違うところなんでしょうが。)

 

もう死も考えなければならないような年齢なのだから、晩年くらいは、楽しく人付き合いをして、惜しまれるような人にはなれなかったのかなと、とても残念に思います。

 

母曰く、この人は、他人とお茶などを飲んで過ごす楽しいひとときというものを知らないのでは?とのこと。

 

全くもって、残念としかいいようがありません。

 

どういう晩年が良いんでしょうね。

色々と考えてしまいます。

 

みなさん、くれぐれも悪いことはしないようにしましょうね。

 

 

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以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀