中1長男のピアノ発表会が先日行われました。
発表会には小1から参加していますので、今年7回目になります。
ピアノは、とりあえず習わせてみようかの考えが多いのか、幼児〜小学校低学年の割合が多く、中学生以上は、ガクッと人数が減ります。
よほど本人に継続したい意向がない限り、まずは中学受験でごそっと、そしてその後残ったとしても高校受験でやめてしまいます。
ピアノに限らず、人気習い事はみんなこんな傾向でしょうか。
こんな状況ですので、年中から習い始めて現在中1になる長男は、長期で継続しているかなりの古株となっています。
そんな長男の発表会での演奏。
昨年の大きなミスがトラウマになっていて、もうそれはドキドキ。
観ている私の方が、です笑。
今年の選曲は、長男の実力ピッタリなものでしたので、練習もそれほどキツくはなく、本番のステージでも、暗譜&ノーミスでの演奏をやり遂げてくれました。
長男も自信に満ちた表情で戻ってきました。
背伸びしなければ、親もこんなに楽なのかと思った今年の発表会でした。
昨年は、果敢に難易度の高い曲を選び、曲として完成はさせましたが、ステージでのあの大きなミスをしたことを考えると、結局のところ、消化不良が原因なのかなと思います。
今年は暗譜できたけど、スキル的な進歩が得られたのかは、疑問。
選曲(難易度)のさじ加減、難しいですね。
発表会は、長男の演奏が終了した時点で会場を後にしました。
建物エントランスのソファで、長男の褒め褒めタイムを満喫していると、長男のピアノの先生がやってきました。
よくできました。
先生のお陰です。
こんなやり取りをし、遅いランチへと向かいました。
きっとこの後、先生のLINE攻撃がくる。
ドキドキしながら夜を待っていましたが、今年は先生からの文字攻撃はありませんでした。
それには訳があるのです。
発表会の1週間前、私の発表会に対する長年の鬱憤が爆発し、先生にクレームを入れたからです。
こんな状態の私に、発表会講評をネチネチ言ったら大変なことになりそうと、察したのだと思います。笑
クレームの内容は、発表会の順番についてです。
発表会は、基本的に幼児から始まり、後半には小学校高学年から中学生が並ぶのが大体の順番です。
それに神童的な子が現れた時には、そのような子が年齢にかかわらず、トリを務めます。
なのに、近年は、長男の先生(A先生)の生徒の高学年のみ前半で演奏させられるということが続いています。
(A先生は、ひと言多いそんな性格なので、経営者の先生とうまく行っていない印象。)
そんなことは目をつぶろうと思ってこれまできたのですが、昨年の長男の順番、長男の前後が幼児でした。長男小6の時です。
長男の成長を思えば、前後は、同年代や、欲を言えば上級生に囲まれていた方が、漠然とでも将来の目標が見据えられるので、良いと思っています。
しかし、現実には、長男は幼児に囲まれているし、級も関係なしに前半部分に持ってこられています。
会を進めるには、級や年齢によらない、曲調なども大事な要素であることは理解しますが、一番かわいそうなのは長男です。
学校にいる、自分の下級生よりも前の順番ですから。
なので、長男は、うすうすと自分が下手だから前のほうなんだと思い込んでいます。
(親の贔屓目もあるのでしょうが、ピアノ経験者の私から見て、長男のレベルは決して悪くない。)
以上のような思いを、A先生に話ました。
口達者なA先生も、この時は返事がありませんでした。A先生も自分の生徒が、前半に持って来られているのは気付いているからです。
(以前、ぼやいていた。)
この順番は、経営者先生が決めているんですよね? なら、経営者先生に直接話します。
で、この時は終わりました。
(経営者先生とうまく行っていないA先生は、おそらく、言え言えー!と思っていたはず。笑)
時は、発表会のわずか1週間前。こんな直前に経営者先生に伝えたとしても、何もかわらない。
何なら、会場で顔を合わせるので、気まずくなる可能性もある。
ということで、実際に伝えたのは発表会の1週間後でした。
私の怒りを鎮め、冷静になるのにそのくらいの時間が必要でした。
実は、本番当日、この教室の闇に気付いてしまったのです。
開演前、ホール前では、演奏を待機していた生徒たちがいました。
経営者先生がそこにきて、5分前の合図をすると共に、ひとりひとり、優しく名前を呼び始めました。
声を掛けられたのは、全部、経営者先生の生徒たちだけでした。
そこで今年の発表会の順番を再確認。
順番の最後を占めていた高学年〜中学生は、全てこの経営者先生の生徒たちでした。
この経営者は、経営者なのに、自分が受け持つ生徒がかわいいんだと、その時、直感しました。
全ての諸悪の根源はここにある。
私はもうおとなげなく、長男の本番演奏だけを見て、プイッとホールから出てしまったのですが笑、オットはあとの2〜3人、聴いていました。
こんな私の、長年のモヤモヤに無関心なオットが、戻ってきて言いました。
長男がうまかったよな!
これは完全に親バカですけど笑、この時ばかりは、オットに同感の私でした。
こんな興奮状態を鎮め、1週間後に経営者先生にメールを送りました。
言い方と礼儀はわきまえましたが、A先生にクレームした内容と、基本的には同内容です。
そして、3日後、返信がきました。
長男の熱演に感謝が述べられ、以下に続きました。そのままコピペします。
さて出演順につきましては舞台進行がスムーズに行くよう担当講師、年齢や習熟度、兄弟姉妹が離れすぎないか、同じ様な曲が続かないなどを考えいつも悩みながらプログラムを組んでおります。
また出演者の都合により希望する時間には終わらせてほしいなどのご要望もあります。
以上の事から必ずしも最後に行くほど上手な方が演奏されるわけではありませんのでどうかお気になさらようにお願いいたします。
想定通りの返事でした。だって、これ以外、書きようがないですもん。笑
いっつもトリには上手い子持ってきてるじゃん、うそつけー!と思いながら、読んでました。
今回の件で改めて感じたのは、長男は、この教室にとっては、大して考慮も配慮もされない、どうでもよい生徒ということ。
長男は頑張ってやっているので、私は事務的対応だけして、あとはガン無視か塩対応で行くことに決めました。
これからは、A先生の余計なひと言にも猛反撃して、不快に思っていることの意思表示をしよう。
今回は、良い方向の結果とはなりませんでした。
少なくとも私からの信頼関係がなくなってしまった時点で、この教室はやめるべきなんでしょうが、長男がピアノは続けたいというので、仕方なく継続することにしました。
A先生との関係に悩みながらも、総合的に判断し、次男もA先生の元でピアノを習わせています。
次男は飽きっぽい性格のようなので、何かあったら迷う事なくやめることにします。
で、後日、涼しい顔をしてA先生が、経営者先生との様子を探りにきました。
- 経営者先生と折り合いをつけるつもりは毛頭ない。
- どんな説明を受けても、私の感情は消せない。
- 人の気持ちがわからない、そういう所なんだと割り切り、期待はしない。
- ただ長男は頑張りたいので、よろしくお願いしたい。
こんな内容のことを、かなり、カツンと伝えました。
現実問題、長男の習熟度なんかは、実際にみているA先生と協議しながらではないと、わからないんじゃないかと思っている私ですので、A先生も共犯と見ています。笑
このお教室が、真に良い所なのかがわかるのはこれからです。
クレームをもらい、少しでも改善に繋げようとするのか、
クレームに対して、そんなことは無いと、ガンと現状を維持するのか。
私の経験上、前者が、色んな意味で可能性のある良い所です。
来年の発表会の順番に乞うご期待!ですね。
発表会直後の慰労ランチです。
会場の近くに商店街があったので、長男に好きなお店を選んでもらいましたが、意外にも、地元の喫茶店でした笑。
長男のスパゲティドリア
次男のピザトースト
私のミックスサンドとカフェラテ♪
オットはお肉系のサンドでした。
私では選ばない喫茶店でしたのでローカル感を味わえて新鮮でした。
なんだかんだありましたが、発表会後は楽しいランチタイムを過ごしました♪
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀