昨年末くらいから、お別れが続いています。
- 何年もの間、慕って頼りにしていた会社の女性先輩が、私の育休中に退職
- 1年間どっぷりハマって楽しんでいたNHK大河ドラマ『西郷どん』の終了
日々の小さな雑務、長男のやんちゃなどに悩まされる以外は、のほほんとした生活を送っていましたので、上記2つには非常に凹みました。
そして、とうとう、私に直接、多大な影響を与える仕事についても、お別れがやってきました。
現在部署での仕事は昔やりたいと思っていたこと
転職して配属された前部署で長男妊娠し、産休・育休を経て、復帰と同時に現在の部署に異動しました。そこで与えられた仕事は、遥か昔の若い頃に、漠然とやりたいと思っていたことでした。想像していたものとは良い意味で違っていました。経験者の募集はあるものの、未経験者を受け入れて育ててくれる所には巡り合わず、諦めていた仕事でした。
両立が大変な時もありました
フルタイム勤務とは言え、基本残業なしで了解もらっていましたので、仕事が重なった時、突発的な期限付きの仕事が入った時にはとても大変でした。
祝日出勤日(在宅のオットが子供をみる)や在宅勤務時に残業して溜まった仕事を片付けることもありました。それでも対応できないものは、上司にお願いしましたが、両立に関しては理解がある方だったと思います。
そんな感じで、時間に追われる日々を送っていましたが、社の事業に影響を与える仕事を抱える職場でもありましたので、勉強になりました。また、勉強する機会も与えてくれましたので、充実はしていたと思います。
復帰の上司面談で衝撃の事実を告げられました
会社員ですので、異動があってもおかしくはありません。しかし、私の会社はまだまだ、社員の流動性に欠けています。1つの部署が、1つの専門の中小企業みたいでして、異動となると、転職のような雰囲気です。会社は異動を推奨していますが、現実的にはキャリアアップのための定期的な異動はありません。
長男の復帰時には、強い異動希望をだして、今の部署に配属になりました。初めての両立であたふたしている中で、新しい仕事、新しい人間関係を築くのはとても大変でした。そんな過去の経験もあり、次男の復帰時(今回)は慣れ親しんだ元のポジションに戻るつもりでいました。
そして…面談当日、上司から告げられたのは「我々の課が部に昇格する」という事でした。重要な業務を抱えているが故に、部に昇格し経営に近いところに引っ張られていく形です。
「は?」頭の中が真っ白になりました。長年会社にいると、これがこの先どうなるかというのは、直ぐに想像ができたからです。
迷いましたが、熟考の末、行かないことにしました
ある意味、今回の組織改正はキャリアアップのためのチャンスかもしれません。しかし、今回は、他部署の課とも合併し、部長も新しくなります。他部署から来るメンバーは強者揃いのため昇進することは難しくなってくるだろうし、超多忙な部署になるため残業も多く休暇も取りづらくなるとの事(新部長がそんな感じの人)。
先方のメンバーを改めて見てみたら、既婚・子持ち女性はいませんでした。以前いた唯一の子持ち女性は他部署に異動になっていました。
あ、無理なんだ…。
折角、充実した仕事だったのに…諦めるのには時間がかかりましたが、私は行かない選択をしました。
なぜなら、今の仕事が良いからと「仕事」に固執して行ったとしても、担当業務は変更になる可能性もあるからです。今の部署は部下を守りますが、新部署はどうなるかわかりません。上司も同様のことを言っていました。
結果…働きやすさを取りました。
行かないメリットもありました
やりたかった仕事だし、人を育てる雰囲気もある職場。そして、子持ちによくある突発的な休暇にも寛容的な上司。
理想的な職場のようですが、私の今までの会社員生活の中で最も頭を悩ませるものがあります。それは、人間関係です。私よりひとまわりくらい年下の男性がいるのですが、これがまた、とても攻撃的なのです。根底に「俺が1番だ!」というのがあり、平気で人をバカにし、自分がすごいと自慢話を大声でするのです。こんな調子ですので、この男性を嫌がるのは私だけではありませんが、どうも、この男性が標的とする傾向があるのは、自分の直上の人と横並びの人。目障りなものを潰して自分がのし上がろうという魂胆が見え隠れします。で、現在の標的が、同じ課にいる私という訳です。変な人はどこにでもいますが、ここまで精神的に実害を受ける人は初めてでした。
実は、育休中、上司にはこの男性について相談をしていました。その後、結果についてはフィードバックはありませんでしたが、そうこうしている内に今回の話が浮上し、私とこの男性も、めでたく別れることとなりました。
不安があるのは事実です
私は元の部署に残る選択をしましたが、上司も仕事も全く変わります。幼子を抱えての両立も始まります。今は少なくなりましたが、配慮という名の下、子持ち女性は(使い物にならないから)補助的な仕事という固定観念を持っている人もまだ存在します。庶務的な仕事もあると聞いていますので、また、降り出しに戻るのかな。
そんなことより、まずは、私を受け入れてくれた事に感謝ですよね。そして、メンバーには迷惑をかけてしまう事もあると思うので、謙虚に行こうかなと思います。
この選択が、吉と出るか凶と出るか。
今回の育休では、資格取得などキャリアアップにつながる勉強をしませんでしたが、
復帰目前になり、復習をしておこうと思い立った矢先、慣れた仕事に「さよなら」することになりました。(何もやらなかったのが、逆にムダにならずに済んだ?!笑)
新しい仕事・環境になることで、また頑張りたい気持ちが復活してきましたので、英語のブラッシュアップと今度の仕事に結びつきそうな予習を大急ぎでやろうと思います。(←遅いよ!!!)
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀