先日、子育ての方針を少し見直すきっかけとなった一件がありました。
- 待ち伏せしていた友達とお母様
- 友達に蹴りを入れた長男
- 謝らせるも、お友達にも暴力の過去が
- 堂々巡りになるも、最終的に仲直り
- 私にモヤモヤが生じてきました
- 私の対応を変えることにしました
- お母様の対応に驚きました
- 交友関係も断絶の結末
- 最後に (伝えたいこと)
待ち伏せしていた友達とお母様
最近、なかなか保育園から帰りたがらない次男を連れて、ようやく自宅マンションに着いた時の出来事です。
エントランスに入り、ロビーを抜けて、自宅に向かおうとしていたところ、「ママ!」と呼び止められました。
みると、ロビーのソファに、長男といつもよく遊んでいるMくんと、そのお母様が座っていました。
トランプでもして、仲良く遊んでいたのかと一瞬思うも、雰囲気が少し違うことに気づきました。
友達に蹴りを入れた長男
お母様が話を切り出しました。
「お母さんは、毎日、お子さんの様子を聞いていますか? 私はしっかり聞いているが、最近、Mが〇〇(長男)に嫌なことをされている」
お母様の話は続きます。
今日、たまたま通りかかったら、泣いているMくんに、長男が蹴りを入れていた。だから、こうやって待たせてもらった。泣いているところに蹴りを入れるとは、どういうことか? そもそも、何があっても、暴力はダメ。
これまでも、長男には意地悪をされていたため、ピンポンされても居留守を使うことがあった。
その話を聞いた時に私は、いつも仲良く遊んでいるのかと思っていたので、非常に驚いたのと同時に、そんなことをしている長男に腹が立ちました。
「何をやってるの? …💢」と注意すると、長男が話し出したので、耳を傾けました。
謝らせるも、お友達にも暴力の過去が
泣き出して感情的になってしまったため、うまく話せない長男ですが、話をまとめると、
僕だけが暴力を振るうみたいなことを言っているが、Mにも蹴られ、あざができたことがある
という内容でした。
しかし、今回、現行犯で「蹴る」瞬間を見られている訳ですし、やはり泣いてる子に対してやるのは、よくないことなので、謝るよう促しました。
そして、私からも付け加えました。
我が家の方針として、子どもの話に対しては、ケガやイジメに繋がるような特別に何かあった時だけ、親が介入することにしている。
なぜなら、男の子同士の場合、取っ組み合いのケンカになることもある。しかし、わりとすぐに(早ければ翌日にも)仲直りして、また遊び始めるから。
今回の件は、陰湿なイジメに繋がるようなものではないと思われること、Mくんのことは大好きで毎日遊ぶを楽しみしている(←これは本当のこと) 。そして、理由がなければ蹴らない(←Mくんが自分勝手な行動を取ったらしい)。
という主旨のことを話しました。
堂々巡りになるも、最終的に仲直り
すると、お母様が、長男の暴力は前からあった。アザも作ってきた。と。
それに対し長男は、再び、Mくんにも蹴られてアザができたこともある。と。
そして、そんなことはやってない!とMくん。
このままでは、らちがあかないので、長男には、再度、蹴ってしまったことは悪いと伝え、私からもMくんに謝りました。
すると、Mくんも、過去に長男にやったことを謝りました。(お母様に促されて)
お互い謝ったので、これからも遊ぼうという結末で、Mくん親子は帰って行きました。
私にモヤモヤが生じてきました
自宅に入ると、Mくんのお母様は、実は我が子中心の母親ではないのか?とモヤモヤしてきました。
我が家は、過去にもいくつかトラブルを経験しており、それ以来、この種の母親が一定数いることがわかりましたので。
その時の記事はこちら↓
一応、念のため言っておきますが、今回、蹴ってしまった長男は悪い。というのは、大前提です。
しかし、話合いの中で、長男が言っていたMくんにも蹴られてアザができたという話を、私が後になって思い出してきたんです。
しかも、長男はその当時、私に一生懸命伝えていた。
ですが、上記の通り、私の基本方針として、大きなトラブルに発展しそうではない限り、親は介入しないと決めているため、耳は傾けるものの、軽く流したのです。
(案の定、その後も仲良く遊んでいましたし。)
再び、長男にその当時の事を尋ねました。
すると、あの時は痛かったし、悔しかったから、ママが帰ってくるまで、布団に入って泣いていた。と。
当時、ここまでの内容を、しっかりと長男から聞き出していれば、私も覚えていて、今回の話合いで、しっかりと伝えることができたはず。と後悔しました。
つまり、お互い様と付け加えることができたわけです。
また仲良く遊ぶだろうと、安易に考えてばかりでは不十分ということに気づかされました。世の中には、色んな考えの持ち主が存在している…。
私の対応を変えることにしました
これを踏まえ、これからは、長男が何かを伝えてきた時には、
- しっかりと、日にちと出来事の内容をメモにしておく
ことにしました。
基本的には、これまでのスタイルは変えずに、何かあった時に証拠として使うために、記録を残しておくということです。
そして、話合いの時には、
- 話をもっともっと、掘り下げられるような質問をする
ことにしました。
長男がMくんにも蹴られた話をした時、その時の状況などを、もっと細かく質問していけば、Mくんも思い出してくれたかもしれません。もしくは、そこまではっきりと覚えていることを示すことで、長男の訴えに信憑性が増したかもしれません。
お母様の対応に驚きました
話合いで、お母様の発言を聞く限りでは、とても筋の通った方なのだろうと思っていました。
一緒に遊ぶお友達のお母さんとしては、ある意味、安心はできるかなと。
しかし、あとになって、長男の話を聞いて驚きました。
長男が蹴った瞬間を見たお母様。長男に対し
「おまえ、うちの子供に何をしてくれるんだよ! バカじゃねーの?」
と、まるでヤクザのような口調で、長男の肩を掴んで揺さぶったとのことです。
そして、私が帰宅するまで、ロビーで40分も待ったと。
相当、お怒りになったとは思うのですが、子供に注意する言い方としては、ちょっと不適切かな…と思ってしまいました。しかも、お母様、肩を揺さぶるとか、暴力の一種じゃないか?とも。
実は、このお母様、他のお宅にも駆け込んでいるというのは、噂では聞いていたので、長男の話を聞いても違和感がありませんでした。
もしかして、クレーマー?
長男はこういう所(状況)は、意外としっかり理解していて、嘘はつかないのですが、念のため、鵜呑みにするのはやめておきます。笑
交友関係も断絶の結末
怒鳴り込み。いやいや、話合いの最後の、「またこれからも遊ぼう」という結論を信じた長男。
翌日もMくん宅に遊びの誘いに行きました。ですが、不在とのこと。
ちょっと怪しいなと思いながら、静観していましたが、案の定、1週間近く訪ねるも会えずじまい。
長男には、もう行かないように伝えました。
Mくんとお母様は、イヤ!となったらプイッとするタイプなのだなと思いました。
まぁ、去る者は追わずですが、だったら、いっそのこと、もう遊ばせません!と帰ってくれた方が良かったかもと思うところも…。
最後に (伝えたいこと)
繰り返しになりますが、今回、蹴ってしまった長男は悪いです。
(ちなみにMくんは、蹴られて泣いたのではなく、別の友達に泣かされていたところを、長男が1回蹴ってしまったらしい。蹴ったと言っても軽くですよ。)
ですが、子供って、基本的は自分が被害に遭ったことしか親には話しません。蹴ったり、殴ったり、物を取ったり、自分が加害者であることは、わざわざ親に伝えることはしません。
何が言いたいかというと、我が子も、同じようなことを他のお友達にやっている可能性もあるということです。
ですから、カァーとなって、すぐに怒鳴り込む前に、一旦、この可能性を考えてみてほしいなと思います。
行ったは良いが、あなたのお子さんにも…と反撃されて、恥をかくかもしれませんよ。
そして、こんなこと(怒鳴り込み)をしょっちゅうやっていたら、間違いなく信用はなくなると思います。
(もちろん、本当にお宅に伺った方が良いという出来事もあると思いますが。)
しかし、長男もやってくれるよな…蹴りさえしなければ、こんなことにはならなかったはず。
子どもに教えるべきことは、まだまだ、たくさんあるようです。
以上
最後までお読みくださりありがとうございます🍀