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中学生と小学生の年の差兄弟が暮らす「とぅえの家」@東京の運営記録 −子育てメインに節約・旅行・仕事など−

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47km続く幻想的な白浜【吹上浜】と秘密 〜 侮れない食事と温泉【ゆ〜ぷる吹上】鹿児島県日置市

子どもが生まれる前の2008年。

NHK大河ドラマ『篤姫』を観ていた我が家は、小松帯刀(こまつたてわき)のお墓がある鹿児島県日置市までやってきました。

この時泊まった旅館の奥様によると、近くに、白浜が何キロも続く「吹上浜」というのがあるとのこと。

興味を持った私たちは行ってみることにしました。

 

吹上浜に初めて訪れた私たちは、衝撃を受けました。

 

経験したことのないその幻想的な雰囲気。

ここは、自分が住んでいる日本と同じ日本?

目の前に広がるのは、私が知っている太平洋とは異なる「東シナ海」。

 

昔映画で見た、寂しげな雰囲気を醸し出すアイルランドの海を彷彿とさせました。またそれが、私たちを異世界の感覚へと導きました。

 

この風景がたまに恋しくなり、数年に1回のペースで訪れています。

 

そして先日の6泊7日の旅で、家族で行ってきました。

大人は5回目くらい。子どもたちはそれぞれ2回目の吹上浜です。

 

 

吹上浜とは

吹上浜は鹿児島県の西側3つの市(いちき串木野市・日置市・南さつま市)を跨ぐ、全長47kmの日本一長い砂丘で、日本三大砂丘の一つです。

 

ちょうど⬇︎の白くなぞったあたりが吹上浜です。

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画像はGoogleマップからお借りしました。

 

吹上浜には所々、公園やキャンプ場、運動場などが整備されています。

 

南さつま市の吹上浜では、毎年5月、たくさんの砂像(砂と水で固めた砂山を彫ってつくる彫刻)が展示される「吹上浜砂の祭典」というイベントが開催されてます。

 

砂像とはこれ⬇︎です。

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我が家は、吹上浜砂の祭典には行ったことがないのですが、渋谷のNHKに遊びに行った時、たまたまやってた大河ドラマ『西郷どん』展で見てパチリしたやつ。

 

鹿児島空港前に展示された砂像も見たことあるけど、いつか本物の「吹上浜砂の祭典」にも行ってみたいですね♪

 

我が家がいつも訪れるのは、マップの赤ピンのあたりです。見ての通り、鹿児島市内からそう遠くなく、車で30分くらいで行けてしまいます。

(この辺りにくるといつも、市内への通勤圏だよな〜と話してます)

 

 

吹上浜 駐車スペース

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すぐ近くにサッカー場があり、そこを少し進むと小さなロータリーのようになっているので、そこに車は停められます。

5台くらいは行けそうな感じ。

公衆トイレもあります。

 

こんな寂しげな場所にも関わらず、いつも2台くらいは先客がいますが、この日は我が家のみ1台でした。

 

我が家だけだと思うと、ちょっとドキドキする私。

その理由は後半で。

 

 

吹上浜

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松の木に囲まれた駐車場(ロータリー)を海岸の方に進むと、低木が茂った丘があり、そこを超えると、海が見えてきます。

 


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こんな⬆︎絵になる流木ですが、

 

子どもたちにかかると、⬇︎こうなります。笑

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鹿児島だけに、チェスト!

 

 

気を取り直して。
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この日は満潮気味でしたので、砂浜の白さがわかりにくいですね。

 

今から約5年ほど前の⬇︎吹上浜(同じ場所)。

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この時は干潮なので、こちらは砂浜が広いです。

 

画像の海をみてお分かりの方もいらっしゃるかも知れませんが、海は深みがあり、潮流が速いので、遊泳禁止です。

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吹上浜は、ウミガメの産卵場所でもあるようですね。

 

 

吹上浜での出来事

いつもは、釣り人や犬の散歩などで、2〜3名は人がいるのですが、寒い日だったからか、満潮だったからなのか、この日訪れた時は、我が家4人のみでした。

 

それにちょっと不安を覚える私。

 

それは…

 

吹上浜のまさにここが、北朝鮮による拉致現場だったからです。
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人気がない上、松林と海岸の間には丘があって、視界が塞がれている。しかもその丘には低木の林があって、ここに人が隠れていても気付かないような場所なのです。

だから幻想的でもあるのですが。

 

一言でいうなら、拉致できそうな場所なのです。

 

拉致被害は、今から45年も前の出来事であり、今現在、拉致が起きることは考えにくいのですが、現場だったことを考えると、完全に忘れるのは難しいです。

 

吹上浜は、東シナ海に沈む夕日が綺麗なことで有名です。

こんな幻想的な浜辺で夕日を眺める。

ロマンチックですね。

 

だけど、それが一瞬にして奪われた過去。

ここ吹上浜は、悲しい場所でもあったのです。

 

我が家の子どもたちはそんなことも知らずに、吹上浜では無邪気に遊んでます。

 

 

ゆ〜ぷる吹上

吹上浜を満喫した我が家。お腹が空きました。笑

 

長男が1歳の頃に助けてもらった「ゆーぷる吹上」にお世話になることにしました。

我が家がいた吹上浜からは車で5分程度です。

 

温泉の複合施設(温泉・温水プール・お食事処・宿泊他)です。

 

長男は今中1なので、それこそ10年以上ぶりの再訪です。

 

助けてもらったというのは、砂浜に夢中になって遊んでいたら、ランチタイムが終わってしまい、昼食難民になった我が家を救ってくれたこと。笑

のれんを外そうとしていましたが、そこに入れてもらいました💦

 

あの時は土地勘も無かったし、1歳児も抱え途方にくれていたので、本当に助かりました。

 

 

お食事処 漁火

⬇︎こちらのお食事処です。

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⬇︎次男のお刺身定食。

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5歳児にして一人前の定食。こちらで、すごいね〜と褒められたので、それ以降、刺身定食を頼むようになった次男。笑

 

⬇︎私とオットのおすすめ定食。
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天ぷら・焼き魚・刺身が付く贅沢定食です。

鹿児島のすごさ。それはこんな温泉のお食事処で出る、ちょっとした魚の美味しいこと、美味しいこと。

このお刺身には感動しました。笑

鹿児島の人って、美味しい魚を食べているんだなあとつくづく思います。

 

⬇︎魚が苦手な長男のロースカツ定食
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⬇︎メニュー
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次男の単価が1番高い。笑

 

⬇︎メニューを裏にめくったら、
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食後のコーヒー、ジュースが100円。

頼みました。笑

 

⬇︎食後のティータイム♪


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畳の部屋にお座敷テーブルなので、ゆったり♪

畳にテーブル&イス席もあったので、足腰の弱い高齢者にも優しいお食事処でした。

 

なお、館内では、この瓶コーラは150円で売っていました。笑

 

ゆっくりした後は、せっかくの温泉があるので、ひとっぷろ浴びて帰ります。

コロナの影響で露天風呂が閉鎖されていたのは残念でしたー。

 

基本情報

健康交流館ゆ〜ぷる吹上

住所:〒889-3301日置市吹上町中原763
TEL:099-296-6022

営業:午前11時~午後8時30分
入浴・プール料金:大人420円、小学生210円、幼児110円

駐車場:無料(100台)

 

 

夕日が丘展望台

ゆ〜ぷる吹上の建物をでると、頭上に物見やぐらのようなものが。

上ってみることにしました。
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⬇︎ついさっき遊びに行った吹上浜の先の東シナ海が一望
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また最後に東シナ海が臨めて良かったです♪

 

帰りは道の駅によって、地元のチーズを買って、鹿児島市内のホテルに戻りました。


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以上

最後までお読みくださりありがとうございます🍀